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 手術後1年目は一番心配な時期でしょう。同じ肺がん患者として、たんぽぽさんとyururiの経緯や主治医から受けたアドバイスを記しておきますので、参考になれば幸いです。(日付が書いていないものは2005年11月時点)
 お仲間に未来さん、ラザロさんが加わりました。(2006年1月)
 

     
    痛みはいつまで続く
    咳はどれぐらいまで続く?
    1年目の注意
    リハビリのためのアド バイス
  術後の補助化学療法等
    その後の検査について
    抗がん剤の副作用
    脱毛への対処法
    おでかけ(温泉等)のコツ
    主治医との関係
    病院のこと
    健康食品について
    周囲へのお願い
    術後4ヵ月後の感想byラザロ
    術後7ヵ月後の感想byラザロ
     
 

 【術後の補助化学療法等について】

 たんぽぽさん

 手術後の初診察で、摘出した肺内への浸潤、縦隔リンパ節への転移が確認されたことを告げられ、術後の補助化学療法をするかどうか、1週間、考えてきてください……といわれ、いろいろ調べた結果、補助化学療法を4クール開始しました。開始したのは術後1ヵ月目。まだまだ、痛みが強くとても耐えられないと思いましたが、「術後1ヵ月で始めるのが標準。それ以上、遅らせるならやらない方がいい。外来に、電車に乗ってこれるくらいなら、開始しても問題ない」という見解でした。

 とはいえ、「再発するまで何もしないで再発が確認されてから抗がん剤治療をするという選択肢もあります。術後の補助療法として確固たる実績が上がっているわけではないので、必ずしも今やったからといって、再発を防げるかどうかは分からない。で、どうします」と結局は堂々巡りと感じました。このあたりが患者にとって最も悩ましいところです。 

 yururi 

 病理検査をしたところ肺に浸潤していたので、予防のために弱い抗がん剤を飲んだ方がいいといわれ、5FU(UFT)の錠剤を毎食後飲み続けました。けれども1年以内に再発したらしいことが分かり、飲むのをやめました。

 手術をし後の病理検査で転移していたことが分かったというような場合、用心のため5FUなどの飲み薬でなく、点滴の抗がん剤治療をすることがあ ります。これはカナダで大規模なスタディをし、治験成績がよかったので日本でも行われるようになったそうです。それでも5年生存するなどの恩恵にあずかる人は 数字をきけば低いと感じます。

 手術して傷もいえないうちから化学療法?手術して全部とったのではなかったの?という疑問がわくと思いますが、肺がんは特にしぶといのです。目に見えるところは全部とったけれども、目に見えないものが残っていて、再発転移することがあります。肺は血液の流れと呼吸をつかさどる 臓器なので、がん細胞が全身に回る可能性があります。他のがんが5年生存率といわれるのに対し、肺がんは3年目安になっているのはそれだけ肺がんが厳しいということです。私も他のがんならば早期発見として手術だけですむところを再発してしまい、肺がんの厳しさを実感しました。
 
 私の飲んだ5FUは非常に副作用がゆるい薬でした。このおかげで再発しない人もいるのですから、もしこれで予防効果があるのならば飲まないよりは飲んだほうがいい のではないでしょうか。1ヵ月1万円ほどの薬代ですが、再発すれば毎月治療費が3〜5万円はかかります。予防のための薬と思えば安いものです。

 手術後に化学療法をすることになったとしても、あくまでも予防治療のためです。もう病人ではないのですから、落ち込んだりせずに、元気に乗り切ってください。 それと、病期は気にしない。ドンマイ、ドンマイ、ケセラセラです。一般には末期といわれている人も元気に治療を受けている例があります。くよくよしてもがんになったという現実は変わりません。病院、先生を信頼して治療してください。
 
 化学療法をするときに、点滴の管をとめるため、テープを貼ります。毛深い男性に看護師さんが「腕の毛をそっておけばテープをはがすときに痛くないかもしれません」とアドバイスしていました。