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2003/5/20 
主治医はK先生に

 ●血液検査 
 血液を採取するところで番号札をとって順番を待つ。毎回血管を探すのにひと苦労されるのだけど、今回は腕を差し出したとたんに「あー、この腕は、思い出した〜」と言われてしまった。以後のすったもんだは省き、「緊張と恐怖の血液採取」終了〜。あまりに血管が見つからないときには手首近くでいいかと聞かれて、注射針の一番細いのを刺してくれるのだが、細いだけに規定本数の血液を採取するのに時間がかかる。

 ●K先生
 今日からK先生。髪を短くカットしていたので、去年入院していたときからはだいぶイメージチェンジ。先生は椅子を低くして座っているので、先生が小さく見える(後で聞いたら183cmあるそう。スラリとしたタイプ)。先生のほうが椅子が高いと威圧感があるそうだが、低く座るのは患者を診察しやすいということもあるのだろうか。

 今日の血液検査の結果、腫瘍マーカーCEAは14,8だって。またしても上がってしまっていた。がっかり。風邪気味かもしれないことを伝えると、風邪薬を出してくれた。だが、1日飲んだだけで、両手に蕁麻疹のような小さな発疹が出てかゆくてしかたがなくなり、飲むのをやめてしまった。体力が低下していたのかもしれない。


2003/4/22 
検査の結果を聞く 

 ところで、この数日前に昨年入院したときに同室だった人から電話をもらい、森山先生がやめるということを聞いていた。今月いっぱいだそうだ。この日はとても待たされたけれど、先生はみなさんに別れの挨拶をしていたらしい。
 
 ●森山先生との会話
 
お世話になった森山先生なので、声も姿も記念に残しておくことにした。いくつになってもミーハーだとは思うが、そういうことをしてもにこやかに笑ってくださる雰囲気が森山先生にはある。
 (以下 実録)
 えーっとね、○○さんの検査の結果をね、まだお話してませんよね。これが骨シンチですけど、骨シンチで見える限りにおいては骨はだいじょうぶ。
 答えからいくと何もないんだけど。マーカーも横ばいなんですよ。だから、1回加藤先生に胃の調査をしてもらったほうがいいですね。

 これ(レントゲン写真)はぼくと一緒です。肝臓に脂肪がついてますよ。これはぼくと一緒ですから、問題ありません。あとはだいじょうぶみたいです。肝臓とか副腎とかには転移はないということですね。頭はyururiさんはシャープだから全然問題ないです(と冗談を言う先生。私は「よかった〜」とひとこと)。       すべてがこれではわからないですけれども、CTに見えるようなものはないですよね。だいたいCTに見えるようなときには症状が出たりしますけれど、そういうのもないですからね。


   骨シンチのフイルムを昨年手術の説明のときに、生まれて初めて見せられ、笑ってしまった。O脚だからまさに私。この写真を記念に撮りたかったんだなぁ。

 これは肺のCTです。これは縦隔条件といってリンパ節がどうかというのを見ています。これも手術の後の変化では問題がないですね。

 それで、これ(CT写真)が肺の中を見たものです。これはすごくきれいです。もちろん、手術の後は残っていますが、特に問題になるような病因はないですね。ただ、CEAが上がっていたのは事実だけれども、原因としては肺のほうの転移というかそういうものはなかったということですね。あとは消化管をね、加藤先生に見てもらうようにしたほうがいいですね。 

  超音波検査はゼリー状のものを体に塗った後、測定機を動かして体内を見ていく。検査室は薄暗く、検査を受ける側は「息を吸って〜、吐いて」に従うだけ。いつもどんなふうに見えるのかな〜と思っていたけど、これで納得(写真右は拡大したもの。測定部位と方向が書いてある)。私は好奇心が強いのかなぁ。

 このデータ見えますか(とカルテの数字を見せてくれる)。これが7.7になって今回7.5になっている。高いけれど、下がってはいるんですよ。○○さんはタバコは吸わないですよね。1回胃腸を見てもらったほうがいいです。肺のほうは肺内転移、脳転移、骨、肝臓、それはいずれもOKです。まずは胃と腸を見てもらってください。
   どうしましょうか。yururiさんは、ここ(駒込病院)へ帰ってきてもらったほうがいいと思うのですよ。1カ月後に来てもらうように手配しておきます。加藤先生(加藤内科胃腸科クリニック)には今日電話しておきます。


 ――(加藤先生も)すごく心配してくださってるんです。
 そうですよね。次の予約はぼくの名前になってますけど、次の先生が見てくれます。

 ここで、記念撮影をさせてもらった。(病気にはなりたくなかったけど、駒込病院に森山先生がいてくれてよかった・・・。宮崎県に行っても、がんばってください!!)
 
 いいですね、これ、□△でしょ。今売れているんですってね。
(とデジタルカメラの機種の名前を言う。このカメラは4台目だけど、発売日を待って購入した。カメラには見えないからとても気に入っている) 

 ――ところで、先生、次はどちらへ行らっしゃるのですか。
 ぼくは今度、ここ(医療法人 宏人会 海老原総合病院 呼吸器外科)へ行きます(と住所やメールアドレスが書かれた紙を差し出した。メールでもください(とニッコリ)。ひまになったらでいいですよ。
 じゃ、そういうことで、がんばってください。――先生もご活躍ください
 ○○さんもがんばってください。大事にしてください。
 
 *これは後で、違う筋から聞いた話だが、森山先生の奥さんは病理の医者で、新しくできた病院に空き(病理はふつうなかなか空きが出ないらしい)があったので、森山先生の故郷に戻ったのだとか。でも、森山先生が同じ九州出身と聞いてうれしくなった。ホームページを見ると、海老原総合病院って緑に囲まれて環境抜群、病院も新しいから設備もよいみたい(手術室も広い!)。宮崎県のみなさ〜ん、いい先生が行ってよかったですね〜。


2003/4/17 
検査中
 CT検査。この日は検査だけで帰宅。 

2003/3/18 
検査中

 骨シンチの後、超音波検査。診察では「データに振り回されてもいけないですしね。データを解釈するのは人間です」という言葉が印象に残った。


2003/3/4 
腫瘍マーカー依然高い

 血液検査の結果は「少し下がったけれども、まだ7.5ですね。次回検査をしてみましょう」


2003/2/25 
腫瘍マーカーが高い!? 

 血液検査を先にしてから、外来を受診すると、「腫瘍マーカーの数字(CEA)が7.7で高いですね。駒込病院では5(2.5と言ったようにも聞こえたけれど・・・この数字が違っていたら私の聞き間違いです)を超えると異常ありとしています。機械がおかしかったのかもしれないので、もう一度来週血液検査をしてみましょう」と言われた。血液検査のときには中性脂肪などのデータも頼んでいるのだけれど、コレステロール225、中性脂肪338、血糖値117だった。前回11月5日の血液検査ではCEA2.4だったのに、基準範囲(0.8〜6.2ng/ml)を超えたことになる。
 
 加藤内科胃腸科クリニックに行く機会もあったので、腫瘍マーカーが上がったことを聞いてみると、「手術をすると腫瘍マーカーが下がるのだが、手術前にどれぐらいあったのかわからないとなんとも言えない。腫瘍マーカーがずっと高い人もいる」とのこと。


2003/1/21
だいじょうぶみたいですね・・・

 うひ〜、寒い。しんしんと冷えている。インフルエンザが流行しているが、人込みには極力出ないようにしているので、なんとか風邪もひかずに過ごしている。肺がほかの人よりもハンディがあるのはつらいね。

 今日はレントゲン写真を撮った後、外来の順番が来るまで1時間20分待たされた。待合室では天皇陛下もがんの手術をした話題が出ていて、「天皇陛下だって病気になるんだから、一般人の私たちが病気になってもしかたがない」と妙に納得している老人もいて愉快だった。

 やっと私の順番。目の前のレントゲン写真を見ながら、森山先生は「だいじょうぶみたいですね・・・」。含みがありそうな言葉が気にかかり、「みたいですね、てん、てん、てん」と先生の言葉を繰り返すと、先生はすぐに察してゲラゲラ笑って肩をたたきつつ「だいじょうぶですッ!」と言ってくれた。

 一昨日NHK「現代ジャーナル」で末期肺ガン治療薬のイレッサについて取り上げられたので、それについて聞く人が多いらしい(それで1時間20分も待たされたのかと納得)。その番組を見たという話をすると、「みなさん、見ていたみたいですね。私は見てないんですよ」。イレッサで助かった人もいるんですけどねと言って、こういう問題が出てしまうとイレッサという薬自体が否定されてしまうような風潮に残念そうなニュアンスだった。


2003/1/7 
まだ松の内なのに

 例年ならば親元で正月を過ごすのだが、ことしは無理をしなくていいと言われた。母は手術のときも、お見舞いにも来てくれたが、父とは昨年の正月以来会っていない。都下にあるのだが、一軒家だから冬は寒い。そこで、ことしは 相棒miyaと2人だけで静かに正月を過ごした。
  病院の外来は、まだ松の内。病気の人にとっては暮れも正月もないわけだが、先生方はもっと大変だと思う。