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ここで、フロアーに立っている人に質問をした。
1Q 受付票には検体検査と書いてあるけれど、レントゲンはどのように書かれるのですか。
1A レントゲンは○○(違う表示)だと思いますが、採血が終わったらレントゲンのところに行ってください。
2Q 他の患者さんで先生が採血検査などを入力し忘れることがありましたが、受付したときに予約が入っているのに、検査という表示が出てこなかったら、どこへ言えばいいのですか。
2A それは採血室に言ってください。
(自分の順番が来たときに、先生からの採血予約が入っていないことがわかると遅くなるのに〜。ちなみにまだ私はそのような目にあったことはないのだが)
3Q 精算をして帰るときに、次回検査の予約が入っているかどうかの確認はできないのですか。
3A 当日の予約確認だけしかできません。
(ギョエ〜ッ、それではあまり役立たないではないか。対策としては、毎回「予約を入れるのを忘れないでください」と
先生にお願いするしかない)
■採血室にて
1Fの案内嬢に言われ、診察券は従来通り外来受付に予約票とともに入れたのだが、採血室前で主任技師Mさんが教えてくれるには、診察券はこちらへもってきてほしかったが、(従来からの検査予定を記した)青い紙があればだいじょうぶだろうとのこと。それでも心配になったので速効で提出した診察券を取りに行った。
「受付カード(下の青いカード)を取りましたか」と採血技師さんが定期的に待合室の人たちに声をかけている。私同様、診察券を診察を受ける科に出してきてしまった人は「取りに戻るように」と指示されていた。1F、2Fともに混乱している。
初めに行ったところで、ファイルに入った本日の「診療予定表」が渡される。ここも今回新しくなった点だ。
採血は先ほどのMさんが右腕に一発で決めてくれた。手の甲や手首だと痛くても細い針だが、腕のほうは太い針なのでそれなりに痛かった。
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採血室の前に行くと、受付札を下から抜き取ればよいようになっていた。これならば横入りはできない。今日は5番目。
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診察カードを渡すとカードリーダーで読み取り、順番カードを渡してくれる
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最初に受診し
たところで、その日の診察予定表がファイルに入って手渡される。この順番で診療を受ける
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さて、ファイルをもって次はレントゲン撮影へ。「003」と紙にプリントされた番号カードをもっていくが、下のほうにバーコードが入っている。これを読み取ることにより間違いがなく進行していくようだ。
レントゲン写真を受け取ってから、外科外来の受付でファイルを渡す。写真をもって診察室受付に渡していたら、後ろから「おはようございます」とK先生。おっ、髪の毛を切っている!! 「スッキリ」と思わず言ったら、先生、振り返って怪訝そうな顔をしていた。
待合室に座っていたら、診察室入り口の所にそれぞれ「システムサポート要員」と名札を付けた人が立っている。呼び出し受信機は●anasonicだが、システムを開発したのはF通とのこと。
サポートの人を撮影させてもらったら、「写真をとられたのは初めてです」と言っていた。2週間ほどはサポートにやってくるそうだ。
患者さんも病院側も慣れるまでは時間がかかりそう。患者さんはやはり心配らしくいろいろなことを聞いている。
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鳴ったら、PHS上のほうの「確認」ボタンを押せばいいこと、「切換」ボタンを押せば、違うメッセージを見ることができることなど、予め説明用紙をもらっているはずだが、同じようなことを質問している。うーん、慣れてしまえば、ベルが鳴るまでは自由にしていられるからずっといいと思うのだが、不安に思う人が多いらしい。
せっかくメッセージが出ても液晶ディスプレイが暗いため、お年寄りには読みにくく、その不満が一番出ていた。
「若い人はいいだろうけど、私ら年寄りは……」 |
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かくいう私もすご〜くメッセージが読みづらいと思ったのだが、バックライトを明るくしたPHSはお金がかかるから、しかたがないのかもしれない。診察室前で待っていると、他の診察室では先生が相変わらず「××さん、○番診察室へお入りください」と言っている。これって受信機の意味があるのだろうかと思っていたら、おっ、私のメロディが鳴った。「診察室2へお入りください」だって。
| ←裏に東京都のマークが入っていたので、記念撮影。なんでも最初はうれしいなぁ。私は首に下げていたけど、バッグにひっかけている人が多かった。これを下げて、一緒にデジカメを下げたので、目立ちにくくバンバン写真がとれた。 |
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■診察室にて(ほぼ実録)
診察室に入ると、早速「記念録音、ハイどうぞ」と机の上にデジタルレコーダーを置いた。健康診断の疑問点を聞きたかったので
持参していたのだ。
いまどきはケータイ(私はPHS活用派)でも録音できるから、先生からの重要な説明は録音しておいたほうがよいと思う。
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「今日から電子カルテになりましたので」と言われたので、早速患者用ディスプレイの乗った診察室を撮影させてもらった。
「先生、こちらを向いてくださ〜い」
フラッシュなしにしていたので、次にフラッシュをたき、念のためもう1枚と思ったら、先生から「あまり時間がないので急ぎましょう」と警告を受けてしまった。3ショット撮影して後で見てみたら、さすがに3枚目
(この写真)は先生も「まいったなぁ」といった表情だった。
「ハイ、終わり」と言って私も席につく。 |
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「ただでさえ電子カルテは時間がないので。えーとですね、全部カルテがなくなって、コンピュータ入力になりますので、患者さんはカルテを書いた後が全部見えます。結果もここで見れるし、あとは違うことはそんなにないと思います」
「私が打ったほうが早そう」
「(笑って)そう思います。後は(体の具合は)変わりない?」
「はい、変わらないです。 (そう言ったら、先生、「元気です」と打ち込みをしていた)
ただ先生、健康診断の結果で、抗がん剤を打った翌日だったのですけれども、尿検査で蛋白と糖がプラスになって
、診断する先生が血液も出るはずなのにおかしいわねー、たぶん再診になると思いますと言われたんですけれども」
「あー、そうですか。打った次の日に行ったの?
(あちゃ、そんなことをしたの、アホかという表情。でも保健所も役所だから日程などが融通つかないのですよ)
じゃあ、ステロイドとかも打ってるからねぇ、副作用の関係で。今日のレントゲンは特に問題はありません。
そういえばねー、yururiさんのホームページをぼくの先輩が見たらしくて、『K、出てたよ』って」
「K先生の名前を書いていないですよ」
「写真が出てたでしょ」
「ばれてきた・・・」
「あと採血の結果も特に問題ないです」
「今日は腫瘍マーカーとってないんですね」
「今日はとってないです」
(先生、こうちゅうきゅう(好中球)と打ち始めたが、変換がうまくいかなくて打ち直し。)
「本当にこれ、打ってくれる人を雇いたいぐらい」とぼやく。
「好中球は一発では出ないのではないかなぁ」
「そうなんです。でもね、ここでは出るみたい」
好中球と打つのをあきらめ、この後、けっしょうばん(血小板)と打っている。
「先生、血小板とかいうのを『@け』とかで一発で出るようにすればいいのに。記号は他の人は使わないので、一発で自分の辞書になっちゃう」
「なるほどね(と言いつつタイプ入力のほうに神経がいっている先生)、なので今日は抗がん剤を入れていいと思います」
(タイプを打つ間は数秒間の沈黙。)
「えーと、それでいつもと一緒にジェムザールを1100mg・・・」
ここで次回の打ち合わせ。(沈黙、先生タイプ中)
「先生、これだとすごく(時間が)長くなっちゃいますね」
「そのうちに早くなるでしょう。(沈黙のうちに、先生のタイプ、カタカタカタ。これだと先生、肩こりがすごいだろうなぁ)
フフッ(笑)、後でやります。今日の値、知りたいですよね。白血球7400、好中球数が4700、十分あると思います。血小板も23万。じゃぁ、支度します」
「はい、ありがとうございました〜、先生、頑張ってくださ〜い」
以上、明るい診察室の会話でした。
でも、これだけの会話をしたというのに、私が去るまでに先生のカルテには下記ぐらいしか記述がなかった。
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S
元気です
O
胸部レントゲンは異常なし
白血球は正常、血小板も正常
A
抗ガン剤の投与可能
←画面の右半分にテキストエディターが出て先生が打ち込んでいく |
K先生のように若い先生(30代後半)でもパソコン入力に手こずるのだから、不慣れな年配の先生方は大変だろうと思い、後で看護師さんに聞くと「メーカーの人がつきっきりです
よ(苦笑)。そのうち慣れるでしょうけど、時間がどんどん押していっちゃって」と嘆いていた。昨日が初日だったが、相当時間がかかってしまったのかもしれない。
■Fさん、ガンバレ
診察室を出て再び診察室前に座っていたら、Fさんがやってきた。もともとスマートな人なのに、心なしか少しやせたみたい。24時間差している抗がん剤を少し強くしたために、吐き気と頭痛がひどいとのこと。治療をしなければ病気が進み、少しでもよくなるために、こんなにつらい治療をしなければならないなんて、がんとは一体どういう病気なのだろう。爪にも縦筋が細かく入り、指先が黒ずんでしまったと見せてくれた。どこが原因がわからないのに腫瘍マーカーだけ上がっていて、
ふつうならば手術をしなければいけないぐらいの数字だそうだ。PETを受診してみたらとすすめたけれど、私の場合も特定できなかったから、なんとも言えない。ただ、PETでもわからない部分があるということがわかっただけでも納得はできた。人間の身体はPETをも上回る精密
、不可思議なものからできているということだ。
Fさんは食堂にいて、さぁ、食べようと思ったときに「待合室にお越しください」というメッセージが入り、あわてて駆けつけてきたそうだ。なのに、それから10分
経っても呼ばれなかった。これではあまり意味がない、きっと予約時間になった人に一斉にメッセージを出しているのだろう。5分前に鳴らしますということならば安心して時間をつぶせるのに。
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■抗がん剤点滴
抗がん剤点滴は新しいA先生がやってきた。ここもシステムが一新したので、手順を覚えていくのが大変そうだ。私のときにも、きちんと手順通りに進めていって、A先生が「確認」を押したら、エラーが出て、システムサポート要員が呼び出されていた。やはり何かと思わぬトラブルが出ている。一つの画面から次の表示に移るまでが長く、
看護師さんが画面を見ながら「遅いのよね」とぼやいている。 |
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下記のことがパソコン画面に出ている。
●デカドロン注 8mg、生理食塩液50mL(速度156mL/h)、20分、外注
●セロトーン10mg。生理食塩液50mL(156mL/h)、20分、外注
●ブドウ糖注射液100mL。ジェムザール注100mg、ジェムザール注 1000mg=点滴静注(200mL/h)、30分、外抗
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| ↑手首に巻いたベルトに記されたバーコードを読み取って患者の照合。 |
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今日もやはり手首からの点滴だった。なんだか手首からもうまく入りにくいようで、微妙に針で探っている動き。看護師さんも後ろから心配そうに見ていた
が、こういう針の動かし方はなんとも不安だ。採血室でも上手な人、下手な人がいるように、研修医の注射技術も様々なのかもしれない。裁縫が上手な人、包丁さばきが上手な人がいるように、注射も技術なのだと思ったら納得できた。学んだ知識をもとに、感覚的に決断できるようにならなければ技術は上達しないだろう。とはいえ、私もとても不器用だから、注射なんてド下手になるに違いない。 |
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看護師さんが「前回までは○○(デカドロンかセロトーンのどちらか)の注射をしてから、点滴を30分していましたが、今回から両方点滴になります」と説明してくれた。今の今まで最初に注射を打っていたとは知らなかった。
それで、「吐き気止めの注射と点滴ってどう違うのですか」とA先生に質問したところ、「注射はさっとすみますが、点滴はゆっくり時間をかけて入れます」といった答えだったので、「それぐらい私でもわかりますが……」と
つぶやいて後は聞くのをやめた。
私自身の感想としては、注射をした後に点滴が入り始めると、下腹部にジーンと痛がゆいようないやな感覚が走るのだが、はじめから点滴だとそんな感じがなくてよかった。 |
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昔、電器店にパソコンのディスプレイを買いに行ったとき、各社の製品を見ながら「どう違うのか」と聞いたところ、「予算がなければ飯山電気、ふつうならば三菱、予算があればNANAO」という薦め方をしてオイオイオイと思ったことがあった。相手が知らないと思っているのだろう
が、もう少し専門的な説明があってもよいはず。
■41番窓口で
治療が終わると外来受付の隣41番窓口で診察券を受け取る。この窓口で呼び出し受信機が回収される。業務が混乱しているのか、いつもよりも待っている人が多い。60代くらいの女性が呼ばれて
診察券を渡されながら「ピッチ(PHS)は受付で渡されませんでしたか」「いいえ」とのやりとり。受信機=ピッチという言い方では相手に通じないだろうと思ったが、黙っていた。もしかしたら、あの奥さんのバッグの中にはピッチが入ったままになっていたかもしれない。 この後、支払い(1万5520円)をすませて病院を後にした。
途中駒込病院近くの天祖神社で猫を見てパチリ。あー、なんだかなごむなぁ。 |