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  10月25日(火)
ウィッキー!!

 秋晴れ。また空を撮影した。気持ちいい!!
 今朝、病院に行って、たかが採血、されど採血で3回も刺され、最終的に手の甲に刺されても、ウィッキー
 途中で代わったベテラン技師のIさんが「一度刺しちゃうとだめなのよね。サッと一発で決めないと。(ここ2回ぐらい腕で採血できたのを見ているので)このごろ腕で見つかるようになってよかったね〜。前は全然なかったもの」とうれしいことを言ってくれたのでここでもウィッキー

 痛い痛い皮下注射ノイトロジンもなんのそのでウィッキー。支払い4860円。
 ウィッキー
って何?
 実は7月にメールをいただいたHaさんから教わったもの。患者のご家族の方で、「私は笑えない時は、ウィッキーと3回言います(無理やり口が笑った形になる)。口をとんがらせて言ってますが。笑いは免疫力を高めるとか、顔がわらってるだけでも効果ありとか」と書いてきてくださった。
 早速、この言葉を知らない人に知ってもらいたいので紹介してよいかと了承をとり、さてどうしようかと思って「特設」したのが「kerori部屋」である。

 ハンドルネーム占いで4つすべて大吉になったハンドルネームkeroriを生かしたいという不純な動機があり、keroriルーム、keroriのなんたら〜(思い浮かばない)とか名称を考えたのになかなか思い浮かばない。kerori部屋はタコ部屋みたいでイカなるものか、と思ったけれど、「イエローリボン 希望の部屋」管理人ちゅうさんやコスモスさんたちにこれでよいといわれ、妙に自信をもってしまった。

 そうしたらコスモスさんがウィッキーにピッタリの画像を送ってくださった。希望の部屋管理人ちゅうさんがアップしたのを確認し、勝手に分家気分でいる「kerori部屋」でもウィッキーさんのところにこの写真を採用させていただいた。ね、笑えるでしょ。希望の部屋でも写真がいっぱい入ったからどこにあるか探してみてね。

  ほら、少しぐらい痛いところがあっても、イライラしていても、ウィッキーって言おうよ。なんちゃって、今日は明るい私です。天気がいいと気分爽快でいいなぁ。
 Haさん、ありがとうございました。

 Have a nice day!! ウィッキー!!
 【追記】
 今日は主治医は出張なので、看護師さんにノイトロジンだけ打ってもらった。このときにはまだ採血結果は出ていない。「ちゃんと免疫を上げるという漢方薬だって飲んだのに」とぐちると、「バナナはまだ食べているんですか」ときかれた。ゲゲッ、みんな覚えてる。「ええ、1本に減らしました」と言ったけれど、バナナと漢方薬二本立てでも白血球がドン底に下がっていたらどうしよう。

 

  10月24日(月)
miyaさんの思い出話<5>
オマーチサマドウ
 これは裏側にネジがあり、オルゴールになっている招き猫です。招き猫もいろいろあるものですね。2日間の出張も「がんネタ」があったので、後ほど記録する予定です。
 ところで、今朝の毎日新聞ニュースに
ホワイトバンドに関するこんな記事が掲載されました。すでに300万個、9億円も売れているのに、寄付金ゼロですからね。
 村上龍さんと、中田選手が所属する事務所の社長の対談音声テープがネット上に出ていますが、それを聞けば、きっかけは「かっこいい!!」だったことが分かります。あのCMをブラピがやったからかっこいいと思うかどうかはまた問題で、その程度のきっかけでこれだけ流行らせたのがすごい。若者たちだってかっこいいからつけているのでしょう。
「ナメンナヨ」の猫の気分……。

 ■テレビの音声で思い出した通称「ション横」
 新宿西口にションベン横丁(通称ション横)という飲屋街があり、miyaさんも仲間らとたまに飲みに行っていたそうだ。だいぶ前に火災があり、それ以来ご無沙汰なので、今はどうなっているのか不明だが、以前は、食事と一杯飲むところは分業になっていた。その中で2階が広間になっている飲み屋であった話。

 新宿の炉端焼きチェーンで働いていたらしいアラビア人がいた。
 何か注文すると「ハーイ、ヨ〜ロコンデ〜」という。ある時、注文したものがあまりに遅いので「まだ来ないよ、酒なくなっちゃうから早くしてー」ときくと「 ア〜リガトゴザマシタ、ヨ 〜ロコンデ〜」と返事する。 「喜ばなくていいから、早くしてよ」と言うと、しばらくしてからもってきた。
 「ア〜リガトゴザマシタ、オ〜マ〜チサマドゥ〜(←本人はお待ちどうさまといったつもり)」

 しばらくの間、仲間内で流行った。 「仕様書オ〜マ〜チサマドゥ〜」「修正オ〜マ〜チサマドゥ〜」「見積もりオ〜マ〜チサマドゥ〜……」

 なんでこんな話になったかというと、TVでニュース原稿を(我々世代にとっては)変なアクセントで読んでいるのが聞こえ、なんだか急にこの話を思い出したそうな。

 ところで、今朝は水質を診断してくれる車があるということで、家庭におじゃました現場アナがpH値について「酸性度、アルカリ性度の強さ」と説明していた。酸度が強い弱いとはいうが、pHは一般に高い低いで表現する。これは科学音痴の私でもすぐ指摘できた。「今朝の体温が37℃と強 かった」というようなもの。単位など間違ってはいけないところは正しく理解して説明すべきだ。 このレポート自体、「だいじょうぶ?かな?」と思われかねない。
 週明けの朝からうるさいようだけど、「小うるさいオヤジはこうして外的な要因で作られるのではないかという説を発表したい」とmiyaさんはぐちっている。
 
 昼前のひとときにこの日記をアップしようと作業をしていたら、「わ〜ん」とmiyaさんの嘆く声。何事かと思ったら、お弁当の海苔が全部蓋にくっついてしまっ たのだそうだ。結構、かわいいところもあるオヤジである。


  10月23日(日)
出張先でもがんから逃れられない!!

 今日は朝9時から夕方5時まで講習会の傍聴。「飲食店など新しく出る店の5年生存率は5%未満で、末期ガンの生存率よりも悪い」と講師が話すのを耳にし、がんはこういうところにも譬えとして使われているのかと ガ〜ン。
 がんを抱え込んでいると、がんも生活の一部になっているので、がんの悪口を言われるとなぜか自分が悪口を言われたような気がしてくるのだが、そんな私っておかしいだろうか?

 おタキ様とかジェム様とかいってクスリを擬人化していても、がんちゃんとか言う気はない。そんなかわいげのない病気だけれど、「がん」の2字はズキンと響く。

 帰りの新幹線(広島18:00発)は、やはりグリーンで帰ってきて今度はとても元気だったけれど、「ウェッジ」11月号102ページを読み、またしてもガ〜ンとなった。
 「がんと闘いつつ 命と保険金の狭間で揺れる男」というタイトルで溝口敦さんが書いている。
 食道がんを宣告されたMさんについて友人がいうには、40代のころにMは俺の人生は失敗だったともらしたのが気になったそうだ。「ことによると、そうした諦めたような言い方が、今度のがんにつながったんじゃないかって気がする」
 
 なんだ、これは。人生までがんに結びつけられちゃったよ。
 私は決して人生を諦めてなんかいなかったからねってむかついた。がんに対する世間の見方なんてこんなものだ。私だって「がんなんです」と公表すれば、関係先の中には「あの人は明るい中に陰りがあった」なんて 無理やり病気とこじつけるアホがいるんだろうなぁ。


  10月22日(土)
広島へ行ってきます

 今日は朝から広島へ1泊出張。昨日の天気予報では、東京も広島も「曇り後晴れ」ときいて喜んでいたら、東京は朝8時前に雨が降り出した。
 miyaさんは「天気予報はあてにならないのに、妙に断定的に、<今日は晴れて洗濯日和でしょう><今日は爽やかな秋晴れで、行楽日和です>という。断定しなくてはいけないところで断定せず、あいまいにしなければいけないところに妙に断定しまう。

 本来、天気予報は<今日は晴れかな〜、ん〜><行楽日和の方だといいな〜>という表現がピッタリのはず。雨の日だって洗濯がたまっていたら洗濯しなければならない人もいるだろうし、それぞれの人には天気にかかわらず、事情や都合があるのだから」

 というわけで、あせって出張におでかけ。
 朝8:50の新幹線。普通車がとれなかったので贅沢ながらグリーン車。ところが朝から背中と腰が痛い恒例の副作用で、こればかりは「気合いだッ」なんてものでどうにもならない。広島までの4時間はひたすら寝て体力温存。気付いたら帽子が脱げ落ちて背中の辺りにあり、あせって被りなおすということもあった。
 12:51、広島到着。新幹線の駅構内にマッサージサロン、あるいはマッサージ機をおいてコインで動かすコーナーがあればと痛切に思った。長時間座 るのはつらいので、10分でいいからマッサージしたい。 

 明日の会合に出ることが目的だが、せっかくの機会だからと2人ほど会う予定を組んでいた。最初にお会いした方は、話の途中で数年前に胃ガンを患ったことが分かった。胃ガンは手術でとってしまえばかなり安心できるから、「胃ガンやっちゃってね」と過去形として言えるのだとうらやましかった。

 続いて2軒目は話していても背中が痛くて、格闘技ならばギブアップ状態。その夜は大阪と広島の人たちと一緒に居酒屋での食事が予定されているのに、キャンセルを願い出てしまった。すると、Niさんがマッサージをしてくれるといって上階の自宅に行って、15分ほど身体をもんでくれた。以前に腰を痛めてマッサージに通った時に、手もみの仕方を研究したという。

 「実は肺がんの副作用で〜」と事情を説明すると、Niさん(50代前半)も同居していたお母さんが腎臓がんで数年前に亡くなり、奥さんは乳がんが肺に転移して“奈落の底への落ち込み状態”を経験し、本人も鬱病で入院したことがあるといった家庭の事情を話してくれた。外からみるといつもニコニコ、仕事も家庭も幸せそうなのに、各家庭には日ごろは口にしない、それぞれの事情があるのだと思った。

 Niさんは鬱病治療中にやはり副作用が出たが、「副作用を楽しむようにして、先生、今回はこんな副作用が出ましたと報告してましたよ」と教えてくれた。まだ副作用を楽しむという心境にはなれないなぁ。「飛行機の方が移動中の時間は短いし、死ぬのは一瞬で、家族に多額な保険が入るから、広島から東京へ行くときにはいつも飛行機」とのことだが、私は一人だとなかなか飛行機に乗る決断がつかない。博多でも一人だと新幹線に乗ってしまう。

 ホテルに午後6時すぎにはチェックイン。ロッテと阪神の試合がすごいことになっていて、霧のために一時中断したところで見るのをあきらめ、夜9時頃には寝てしまった。
 このホテルはネットで満室になっているのを知りつつも、念のため電話してみたら予約がとれた。身体の不自由な人が宿泊できるバリアフリー構造のツィンルームなのでシングルルームよりも1000円高い。車いすが入れるような広い洗面室になっていて、洗面台、風呂のそばには容態が悪くなったときに引っ張る呼び鈴などもついていた。

 洗面台の鏡は車いすの人に合わせて低い位置にあり、上が出っ張って30度位傾斜しているので、まともに立つと、正常者は“おまたの部分”が映ることになった。がんの症状が進むと車いすにご厄介になるかもしれないので他人事ではない。こんなところを改善してほしいと思った。
 1)洗面室のドアはスライド式だが手動なので、自動にすべき
 2)入浴しないですまそうと思う人もいるだろうから、トイレにウォシュレットは必須、
 3)ふつうの浴槽なのでまたぐのが大変そう。しかも浴槽に滑り止めがついていない
 4)タオル掛けがない