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  12月25日
(日)
miyaさんの昔話<14> 鳴子のこけし

 今冬は日本各地が異常気象の大雪で大変なことになっている。ニュース映像で流れる都市を見ると、2人とも「行った行った」と喜ぶのだが、その土地の観光地を見たことがないのは共通している。
 「う〜、寒い。これだけ寒いと温泉にドボンと入って雪見酒という気分になるよね」
 「温泉か、いいね〜」とmiyaさん。

 ■miyaさんの昔話<14> 鳴子温泉に行く
 温泉といえば、帰るとき、途中駅で寝台車で待つことがある。そこで、銭湯の場所をきいておいて入るのがバンドマンたちの楽しみであった。「なんといっても風呂後の酒はうまいからね」。
 
 東北の銭湯は、大体、浴槽がタイル貼りでなく、モルタルみたいな浴槽で縁が低かったのを覚えている。当時は、風呂を出た後、更衣室でみんなで横に並んで腰に手をあてて上を向いて牛乳を飲むのが楽しみだった(←そういうCMがあったような)。

 地元のおじいさんたちと浴槽で会話しても本格的な東北地方の方言なのでチンプンカンプン、話が全く通じない。でも、1度だけ「わげぇ〜おなごがさ」だけは分かった。楽しそうでいいおじいさんだったね〜、ずーっと地元で暮らしていて……いいね〜と懐かしさいっぱい。

 あるとき、宮城県鳴子温泉の手前、古川辺りで仕事しホテルもそこで宿泊することになったが、近くの鳴子温泉郷という観光名所に連れていってくれるというので、バンドマンご一行20人位バスででかけた。

 「なんで温泉が近いのに泊まらないのかね〜」
 「温泉郷なんか見たって、合羽橋の食品サンプル見て論評するのとどこが違うの」 
 これから先の話はすべてこの気持ちが基本に流れていることを理解しておいてほしい。

 鳴子に着くと、電柱に温泉付き町営住宅募集貼り紙があった。林業に従事すれば月の家賃1500円位と書かれている。
 「いいね、これ。バンドマンやめてまっとうな生活をしたいなぁ」
 「そうそう、何の因果で週に3回も寝台で寝なきゃならないんだ」
 とワイワイガヤガヤ。
 
 マジになったmiyaさんたちは、通りがかった町役場でとりあえずきいてみることにした。
 「仕事はきついですよ。家族を連れてくるのならば月給15万円、月家賃1500円で3LDKぐらいの住宅が提供されます。全戸温泉付きです」と役場の人。
 「仕事って何するんでしょう」
 「林業組合の仕事です。森林の管理等、体は結構きついですよ」
 「体力はおれたちだって十分あるよ。だって、ドサ回りに1週間も出るんだもの」
 「そういう意味じゃないでしょ」
 「だって、木に登ればいいんでしょ。木登り得意だったよ」
 「おまえ出身どこだよ」
 「○○県」
 「だから、地に足がついてない考え方をするのか」
 「そりゃ、そうだよ。木に登ってるんだから地についてないよ」
 「サルじゃないんだから、登ってるだけではどうしようもないよ。しかし、1500円で温泉付きは魅力だねぇ」
 「観光に貸すのではありません」。役所の人のトドメの一発を受けて、一同「考えておきます」
 
 ■鳴子こけし館にて
 「しかしねぇ、せっかく温泉地帯に来ているのになぜ温泉に泊まらないのか。また、マイクロバスで帰らなければいけないのか」
 そんな思いがかすかによぎったころ、鳴子こけし館に着いた。
 
 芸人さんである司会の人がいう。
 「こけし見てたって、ろくな芸しないのだから、ここでひとつ芸をしろよ」
 「研修で来ているフリをして、でたらめな解説していれば人が寄ってくるかもしれないよ。じゃ、みんな寄ってきたところでお疲れサンといって帰っちゃおう。miyaさんは顔つきからいっても、向いてそうだから、はいはい、スタンバってね」

 そこで、miyaさん、おもむろにガラスケースの前に立つ。ケース内に入っているこけしを指さしながら説明を始めた。
 「ええー。鳴子の伝統こけしについて説明させていただきます。左側の肩の丸いのが前鳴子様式のこけしで、鎌倉時代よりも以前の物を指します。こちら側の肩のちょっと張ったものが後鳴子様式のものです。鎌倉時代、壮大天皇(←いません)が鳴子に来られたという説があるのです。詳しい資料は東洋文庫にあります(←嘘)

 特徴はこの肩の丸みですね。この柔らかい丸みは宇宙の広がりを表現しています。角ばった部分は緊張した宇宙空間を表し、その後の戦乱を予測しています(←大嘘)」

 周囲のサクラ連中も心得たものである。
 「先生、その赤い色とこちらの赤い色は微妙に色が違いますが」
 miya先生「顔料の違いですよ。前鳴子様式は、この奥に酸化鉛の産地があり、こけし職人がその赤に憑かれて、積極的に使用しました。後鳴子様式はそれが尽きちゃったから、陸奥の国から運んでいます。この酸化鉛を運ぶ道を、鉛街道といいます。名残は花巻の奥に鉛温泉や新鉛温泉があることでわかりますね」と嘘八百。
 司会の人は芸人さんだから、合いの手を入れたりして座を盛り上げる。

 「やっぱり東大の先生のいうことは違うね〜」
 「あの人はこけしの研究一筋45年だからね〜」(←miyaさんはそのとき30代初めだったが、そんなことは分かりゃしない。
 「ドイツのなんとか学校で日本こけし民族学博物誌を学んできたらしいよ」(←ねぇよ、そんなの)。
などと嘘ばかりを聞こえよがしにいう。

 中学生の団体がゾロゾロと集まり始め、人垣ができてきた。みんな真剣に聞き入り、メモを取る中学生まで出る始末。
 いちだんと盛り上がるでたらめ講釈。

 会館の人は何事だろうと見に来たのだが、miyaさんが調子にのって説明していたので、人垣をかき分けて青くなって飛んできた。

 「困りますよ。そんな嘘言わないでくださいよッ。さっきからきいていたら、前鳴子だの後鳴子だの、そんなものありませんよッ。鎌倉時代のこけしだなんて、こけしは江戸時代ですよ……。最近のものばかりですよ」

 それで、案内してきた人は「なんであんな人たち連れてくるんです」と注意を受けていた。
 「なんなんですか、あの人たちは」
 「バンドの人たちです」
 けれども、バンドの人たちは悪びれることもなく、「お疲れ〜」と涼しい顔。
 「大体バンドマンをこけし館につれてくるという発想が不思議だよね」
 「そうだよ。疲れてるんだから、ほっとけばいいんだよ」

 途中古川まで戻るときに、昔の寺子屋跡のようなものに立ち寄ったが、引率者から「変なことするのは絶対やめてください」と言い渡され、「はい、はい」とおとなしく見た。「要するに、昔の建物と昔の人を見せたいわけだね」

 それにしても、なぜそんなばかげたことをするのか。
 旅が続くと、人間関係や環境の変化、仕事(←仕方なくしている)のストレスで疲れ、イライラして、「こんな飯、まずくて食えねぇよ」などとマネージャーに喧嘩を売る人も出てくる。

 司会の芸人さんは旅慣れているから、皆を盛り上げる術を心得ていて、みんなはそれに乗っかってワーッと気分がハイになれば、午後の仕事をして勢いをつけて宴会になだれこむというパターンである。

 演歌だから、ブルーな気分の方がいいと思うだろうが、そうなると人間関係が険悪になってくる。カンバンも「(あのバンドマンたち)暗いんだよ〜」とぼやく。だから、そう言われないように、機会があるたびに盛り上がるのである。

 おもしろうて、やがて哀しきバンドマン。
 

 話はコロッと変わりますが、ジェムタキの帝王コスモスさんから教わったういろうが今度は成功!!
 
 昨日は抹茶ですが、今回は小豆ういろうです。おいしかった〜。後は形の工夫かな。

  12月24日
(土)Part4
コスモスさん、
ちゅうさん、
ありがとう

 ういろうの作り方を教えてくださったコスモスさんは好奇心旺盛、趣味も多彩、感性も豊か。ちゅうさんはやさしくて聡明、チャーミング。コスモスさん&ちゅうさんの「イエローリボン 希望の部屋」はいつも素敵だけれど、クリスマスの今宵は格別です。
 本日「コスモス便り その10」がアップされました。患者、その家族、そのどちらもコスモスさんは味わいましたが、読む立場によってそれぞれの感じ方が違うことでしょう。
 コスモスさん、ちゅうさんの競演、共演、協演は素晴らしい。
 ジェムタキ41クール完遂のコスモスさんは、元気でいてくださるだけで大いなる希望を皆に与えているのに、こんなに心温まるサイトまで作ってくださるとは……。毎回更新が楽しみです。     「最初で最後のラブレター」に深く感銘を受けました。
 コスモスさん、ちゅうさん、ありがとうございます。


  12月24日
(土)Part3
miyaさんのクリスマス料理 

 わ〜い、大感激。
 相棒のmiyaさんが3時から買い物に行って作ったクリスマスメニューをお知らせいたします。(午後10:30アップ)

 ■魚屋さん
 miyaさん、ルンルンと魚屋さんに買いに行って「生ガキください!!」(←予定の行動)
 「あら〜、たった今、売れちゃったのよ」
 「う〜、じゃあ、ホタテでいいや」(←ここですぐ切り替えられるのがスゴイ)
 「白身は何かいいのありますか」
 「真鱈の新しいのがあるよ。鍋にするの?」
 「ううん、今日はクリスマスだから洋風です」

 ■肉屋さん
 「たたき用の肉ちょうだい、200gね」
 「じゃ、大きいの切ってあげますよ。まわりの脂を落としてきれいにしましょ。はい、220gだけどいいかな」
 「いいで〜す」

 ■八百屋さん
 「今日は早いじゃない」
 「寒いから暗くなってから外に出たくないもん。りんごはジョナでいいか。バナナを買って……ゲッ、いちごがないじゃない」
 「いちごね、さっき4パック買った人がいてなくなっちゃったのよ。うちらにクリスマスのいちごのケーキでも作ってくれようと思ってるわけ?」
 「そうじゃないけど、飾りに使うんです」
 「ことしは生育が順調だったんだけど、ここへきてこの寒波で、すっかりだめになっちゃったよ。ハウスも雪でつぶれたところがあって品物が少ないんだよ、今日は西の方のものは関西で荷をひいてるから東京は出荷が少ない。もう少ししたらコマツナなんて1把1000円近くになるんじゃないの。困ったね」
 その他マッシュルームやレタスなどを買いこむ。

 仕方がない、いちごは別の店で買おうと、遠くの八百屋さんに出かけたら「そっちも3パックしか残っていなかったよ〜」と帰ってきました。 確かに、いちごは「とちおとめ」だけで、西の方の「あまおう」や「さちのか」などはなかったそうです。

 さてさてお料理のメニューです。

1)前菜:網焼き帆立(←漢字の方がかっこいい)のマッシュルームソースかけ
 

 ソースはマッシュルームと白ワイン、オニオンスープ、トマトピューレ。
 ニンニクをオリーブオイルで少し炒めたら刻んだマッシュルームも一緒に炒めて小鍋に入れ、白ワインを入れてトマトピューレ、オニオンスープを入れて軽く煮詰めます。
 その間に、帆立を網焼きして、少し焦げ目をつけます。
 そうしたら、帆立のまわりに、サラダ菜を細く切ったものを並べ、ソースをかけます。(中皿)


2)真鱈の香草焼き、カブとトマト添え
 

 タラの皮を取り、塩コショーしてザルの上でしばらくおきます。その間にカブをゆでて、トマトを刻んでおきます。タラは小麦粉をまぶして、オリーブオイルをしいたフライパンで両面を焦げ目をつけて焼きます。あまり焼きすぎないように注意します。
 そうしたら、一度お皿にとって、タラが冷えてから溶き卵を薄く塗って、スライスしたトマトを並べます。もう1回トマトの上に卵を塗ります(そうしないとパン粉が落ちます)。
 

 その上に生パン粉(塩コショー少々)と刻んだパセリを混ぜてトマトの上にのせます。魚焼きグリルの中にアルミホイルに敷いて、パン粉に焦げ目がつくまで少し弱火で焼きます。そうしないとパン粉がすぐ真っ黒くなります。オーブンがあればいいのですが、うちにはありません。
ソースは刻んだパセリとバジルをオリーブオイルで温め、少し塩コショーしてまわりにサッとかけます。温かいうちに食べます。(大皿)


3)牛たたき サラダ添え
 

 牛の塊は、表面をお酒で軽くふきます。肉屋でもらった牛脂をフライパンで溶かし、薄く切ったニンニク1〜2かけを香り付けにしてお肉を焼きます。赤身を残すため、あまり焼きすぎないように。焼いたら氷水にサッと放して粗熱をとり、キッチンペーパーで水気をきれいにふきとります。それで冷蔵庫にしばらく入れておきます。 サラダはレタス、トレビス、パプリカなどを細かく切ってオリーブオイルとワインビネガー、塩コショーをホイッパーで混ぜて適当な味にしておきます。

 市販のイタリアンドレッシングでもOKです。好みでハーブがあれば足してもいいです。ボールで先にドレッシングと野菜をサッとあえておきます。
 ソースは、ウスターソース、トマトケチャップ、レモン半分の搾り汁、おしゅゆを一煮立ちしてさましておきます。
 食べる直前に肉は5mm位に切って並べ、ソースをかけます。ソースはあまりかけすぎないこと。(大皿)

 以上の料理にパンに赤ワインです。


 4)デザート:フルーツサンタと抹茶ういろう、ウエハース包み
 

 フルーツアーティストの平野泰三氏が書かれた「フルーツ・カットテクニック」という本を参考にしました。
 目鼻は本ではプラスティックの楊枝でした。

 リンゴ、バナナ、いちごで作ったサンタクロース、それに、ジェムタキの帝王コスモスさんに教わったういろう。とても簡単ということで、作り方を教わりチャレンジしました。本当は抹茶ういろうにして三角形に切ってクリスマスツリーにアレンジしようと思っていたのですが、電子レンジの中で吹き上がってしまい、形がいびつになりました。

 やむをえず、切り出して、ウエハースではさんでみました。余ったものを前方において、ういろうだよとアピールしました。最後に、粉砂糖をふりかけて冬の雰囲気にしました。
 目鼻はケーキ用の名前を描くチョコレートなので、本とは少し違います。でも、なかなか雰囲気が出たと思います。りんごは4つに切って上下を落とし、ペティナイフでV字の溝を切ってT型にベルトとズボンらしく見せ、上にはナイフでくりぬいた白いボタンをつけました。バナナは筒形に切って目鼻をつけ、いちごはへたを落として帽子にしました。 落ちないように、つま楊枝で縦に1本刺しておきます。それに紅茶。

***

 料理は以上ですが、うちはさっぱり味なので、あまりバターなどは使っていません―とのこと。
 なぜ、今日のお料理を出したかというと、デザートがとてもかわいいのと、コスモスさんに「ういろう、作ったよ〜ん」と連絡したかったからです。次回は失敗しないで作るそうです。


  12月24日
(土)Part2
たんぽぽさんちのウィッキークリスマス

 お友達、たんぽぽさんのクリスマス記念ウィッキーです!!

以下 たんぽぽさんの言葉

 今、ポストに行ってきた帰り、すれ違った車の助手席に、サンタクロースが乗っていました。白いひげ、真っ赤な洋服。まちがいない!!
 運転していたのはただのおじさんだったけど。

 
 私にもウィッキーが届きました。
 元教え子のママから、真ん中に赤いキャンドルが立っている、フラワーアレンジメントです。キッチンのカウンターを片付け、飾りました。 

 

 リースは、昨日、来た従姉が作ったもの。土台には土とミズゴケが詰め込んであって、水をかけていれば春先まで、お花が楽しめるそうです。枯らさないようにしなくっちゃ!!

 従姉は松坂牛を持ってきてくれて「すき焼き用」って書いてありました。冷凍だったのでそのまま冷凍庫にいれ、お正月のご馳走にしようと思います。
 従姉のお姉さんが三重に住んでいるので、そこから届いた高級品。「栄養つけなさいよ」って。病気になってのささやかな喜び?!


  12月24日
(土)
メリークリスマス

みなさ〜ん、メリークリスマス。
本日、miyaさんは朝からクリスマスメニューを考えていて、3時から仕込みに入るのだそうです。今日はワインが飲めます、うれしいな。

 アメリカのたかこさんからクリスマスハットと小ネコのカレンダーetc.が届き、たかこさんにお礼をいうために、自分でかぶって撮影することにしました。

 でも、写真をとるのは一大事です。
 なんせ現在はyururi史上最高体重記録をばく進中で、やせているころから顔だけは「お盆に目鼻」といわれていたのに、太めになったらあんぱんまんかスノーマンになってしまったのです。

 「ちょっとぉ、笑うと顔が横広がりになってない?」
 「やっぱウィッグをつけてから撮影する」
 「ボンボンは顔の横にきている?」
 「二重あごは出てない? そうだ、マフラーしてみよう。これなら隠れるかな」
 「はい、ウィッキー、かわいくとってね」(←地は不変だから、そう都合よく撮れるはずがない)
 
 miyaさんからも
 「もっと自然な顔してよ」
 「口とんがらかしちゃだめ」
 「あごひいて背中ピンとして」
 などと言われつつ、出来上がった写真を明るく調整し、最後の仕上げにmiyaさんがソフトにしてくれました。来年のクリスマスまでに標準サイズにやせます。キッパリキリリ宣言!!

 ハイ、本日撮りたてのウィッキーです。
 皆様、楽しいクリスマスイブをお過ごしください。
 病気になってよかったこと―素敵なお友達ができたこと、書くことが楽しくなったこと、新しい出会いのHPを作成できたこと。
 ここを訪問してくださる皆様、ありがとう。
 今日一日、たくさんのウィッキーがありますように。


  12月23日
(金)
優奈のママさん
ありがとう

 昨日、優奈のママさん手作りのカエルちゃんが北海道から旅をしてきた。ケロケロ。カエル2匹である。優奈ママさんのブログ訪問者20万ジャストの人はコメントくださいとなっていたときに、限りなく20万に近くて、うわ〜ん外したと数字を正直にコメントに入れておいたら、20万を踏んだ人が申請しなかったので、私がキリ番に一番近い人としてプレゼントの恩恵に預かることになった。


すぐ上の写真をクリック

 ピンクのカエルは私、緑色のカエルはmiyaさんのイメージだって。よかった、miyaさんの方がほんのちょっと太めで顔もデカイ。早速二人ともパソコンの上に飾った。今これを打ちながらも目に入る。
 優奈のママさん、目下体調がすぐれないから、無理しないでね、来年のクリスマスまで気長に待つよ(←あきらめない人)とコメントを出しておいたのに、クリスマスプレゼントとして届いた。 お返しに元気パワー送信!!

 ママさんのカエルちゃんは気持ちがハッピーな日に掲載したかった。本日は快晴。気持ちも晴れ晴れ。うれしい。ありがとうございます。

 さて、本日は天皇誕生日。仕事面でいえば、すべてが年末進行になっているから、この日が祭日なのはとてもシンドイ。22日に終了を目指した仕事がこぼれてしまい 、24日土曜日には必ずと弁解したら(←狼少年、いえ、狼おばさんyururi)、どこの関係先も「3連休だから月曜日でいいです」だって。お願い、早くそれ言って。しかし、それでホッとしてはいけない。私は祭日であっても、シコシコまじめに仕事をする予定だった。予定は未定である。 

 そんなわけで初日だからと気がゆるみ、六義園に行ってしまった。ほんの1時間のつもりで……。ぎゃ〜、戻ってきたら、その写真集に凝ってしまった。仕事から逃げている私。
 明日はクリスマスイブ。まだまだサプライズ。
 

***

 そして夜……。

 
近所のお店もクリスマスモード   イルミネーションが美しい

  12月22日
(木)

禁煙のお願い

 

 

 

 


 

なぜ、このカエルは、のけぞっているのか。なぜ表も裏も顔が描いてある「招き猫」(←なめんなよのつもり)を使ったか。答えは下のメッセージを読んでください。もうムカツク。

今まではK病院としてきたけれど(←分かる人にはボロボロ分かるのだが)、今日は駒込病院ってはっきり書くからね。本日より、たった一人でも「駒込病院全館禁煙、全面禁煙、全敷地禁煙キャンペーン」を行います。

 ノイトロジン(G-CSF)の注射3日目。8:45に到着。
 駒込病院の病棟の反対側に医師達が出入りする棟がある。一面のガラスを通して1階ロビーソファーでくつろぐ姿が見えるのだが、なんと、4人中何人かがタバコを吸っていた。女性医師なんてタバコをもった手を大きく掲げてのけぞって笑いこけている。

 なんだ、あれは。あんたはのけぞりカエルだが、私はひっくりカエル、あきれカエルだ。駒込病院といえば、がん専門の医療センターになる予定だ。がんになる一番の危険因子とされているのがタバコなのに。嗜好品とはいえ、医師達が道行く人の面前で、堂々とタバコを吸うとは何事だ。許せない。メッチャ、ムカツク。

 病棟入り口には、喫煙室があり、患者という名の「懲りない面々」がタバコを吸っている。それは自己責任だからよしとしよう。でも、タバコも病気も体に悪いのだから、そんなにタバコを吸いたければ治療を受けなければいいのに。隔離しているといったって、公の出入口に近いから、患者が出入りするたびにタバコの臭いがプ〜ンとするんだぞ。

 そして、仮にも医者なら隠れて吸うぐらいの配慮を示せ。患者は隔離し、医者は外から見えるところで野放しか。呼吸器外科でタバコをスパスパ吸う不心得な医師がいたら、もう血管がぶち切れてしまう。

→病棟側から医師が出入りする棟を撮る。タバコスパスパ組は写真上1階の左側ソファーにいた。紫煙が人魂のように写っていた。

 診療受付をすませて証拠写真を撮影に戻ったら、出入り口のところで主治医のS先生に出会った。
 「先生、何よ、あれ。肺がん患者として医者がタバコを吸うのは許せない!! 全館禁煙キャンペーンをする」とまくしたてると、S先生は「ぼくもそう思う。仝〆?Σ※§#♯♪℃×」と応援してくれた。一般常識のある人はそう思うよね。

 駒込病院に勤務していた医師が昔ホームページを開いていて、そのとき見た内容によれば、筆記試験は採用にあたってさほど重きがおかれず、院長先生との面接によるところが大きいそうだ。

 院長先生はユーモアがあっていい先生というのはどの患者さんもいう。ただ一つジャジャ〜ン。「院長はタバコを吸うのです」(←奥様は魔女風に)

 先頃、スペインのWHOはタバコを吸う人は採用しないことに決めたが、駒込病院も医者の不採用基準に「喫煙する人」を無条件で入れてほしい。
 だが、こんな光景がすぐ浮かんできた。
 面接のときに、「で、あなたはタバコを吸う? 吸わないでしょうね」ときく院長先生の右手にタバコが1本などといったらブラックユーモアの世界だ。あなたは医者をやめますか。タバコをやめますか。日本全国、それぐらいの決断をしてほしい。あなたは患者をやめますか、カルビをやめますかときかれたら、私はカルビをやめる。・・・(多分・・・)。

 日経新聞も医療のことを調査するならば、病院の先進度を見る目安として「全面禁煙」かどうか、タバコを吸わない(=医師としての自覚が高い)医師がどれぐらいいるかをみてもいいのではないか。それが“患者の視点”から調査するということだ。
 駒込病院様、院長先生様。患者様なんて形だけへつらう前に、全館禁煙、全面禁煙、全敷地禁煙(←これで抜け道はない?)にしてください。

 そうそう、注射を受けているとき、看護師さんにタバコを吸うかどうかをきいたら、吸わないときっぱり答えてくれた。看護師さんの中にも吸う人はいるらしい。患者さんでもタバコを日頃吸っている人はすぐ分かるといっていた。

 私は赤信号でも車が来ないときには渡るが、子供がいるときには渡らないようにしている。医者だってがん病棟に勤務するならばタバコをやめるぐらいの配慮が必要だろう。私はタバコを1本も吸わないのに肺がんになったので、タバコを吸う医者に対する怒りはハンパではない。

 12月17日の日経プラス1の「夫・妻に来年直してほしいこと」調査でも妻から夫へ望むことのトップは「たばこをやめて」だった。
 私はがん治療に関わる医者にはタバコをやめてほしい。よ〜し、念力かけちゃうぞ。ナムナムナム。

 【追記】
 たんぽぽさんにメールで伺ったら、こんなお返事。

 がんセンターは、建物の中は既に完全に禁煙です。屋外の駐輪場の一角に、ベンチと灰皿が置いてあって、ポチを連れてでも、ガウンを羽織ってでも、吸っている人を見かけます。ここも、年内でなくなるみたい。「敷地内完全禁煙」ってなってます。

 しかし、何でいまだに吸える病院があるんだろう。不思議。お医者さんもどんなにつらい患者をみていても、やはり自分が病気になってみないことには本当のつらさがわからないのですよ。
 タバコは肺がんだけじゃなくて、いろいろな病気の原因になるのにね。そしてなにより、他の人に迷惑かけますから!!

 

 ここまで書いたものをmiyaさんに「過激かな?」ときいたら、「ううん、私が書いたら、もっと過激になる」と笑っていた。

 ところで、病院からの帰り道で、ビロードのように黒がきれいなニャンコに遭遇。miyaさんは「座布団ねこ」と呼んでいたが、これは「どてらねこ」の方がいいと言った。この足のかわいさがなんともいえない。猫好きの人クリックしてね。


  12月21日
(水)
あきらめないこと

  昨日病院で会った人たち。病院で顔を 合わせるうちに会話をかわすようになった。
 ★Aさん
 (他病院で)余命2ヵ月といわれたのに13年、先輩患者の16年を目指すAさんに久しぶりに会った。私を見て「ね、全部抜けたでしょ。眉毛描いてるものね」と笑う。そんな会話でもおかしくてアハハハ。 採血のときに血管1本あげると冗談をいったのもこの人だ。

 ちょっと具合が悪く病院までのタクシーを呼んでいたのに、救急車で運ばれたこともあったそうだ。
 「朝着いてほぼ1日点滴をつけなければいけない」というから、「さんざん待って3分診療よりも来た甲斐があっていいじゃないですか」といったら、後ろの席にいたおばさまが「あたしゃ、3分診療だわ」などというからまたアハハハハ。
 
 ★Fさん
 Fさんのこともとても心配だった。診察を終えて出てきたら、待合室にいた!! 元気そうで何より。また火曜日に治療になるから会えるねと挨拶。彼女は3年間に 原発、転移で10回も手術をしている。長い時期に6回手術をした人の手記を読んだが、そんなものではない。とれるものならばとってほしいという患者の意をくんで、 病院内での反対があったにもかかわらず主治医は手術をしてくれた。肝臓も手術をしたのに、またまた腫瘍が出てきて、今後はもう手術ができないという。1つ目が見つかるまでは何年か経過しているのに、次の転移はすごく早かったと他人事のように淡々と話す。
 
 「先生どうなんですかってきいても………ってなかなか答えてくれないの。最後までぼくが面倒みますって(笑)」。QOLを落とさない方向で治療をするらしい。さりとて余命を告げられるということはない。すぐかもしれないし、まだまだだいじょうぶかもしれない。
 
 だからといって、悲しんだり怒ったりはしない。そんなことをしても何も変わらない。1日1日を大事に積み重ね、温泉に行ったり本を読んだり好きなことをしている。
 電車で通う会社勤務もやめていない。
 「好きなことって何をするの」
 「劇団のシニア対象のオーディション受けたら受かっちゃった。来年から週1回レッスンにいく。おもしろそうじゃない?」
 シニアといっても彼女は40代後半か。そういうことを話すときは笑顔である。あっさりと話すので、気を遣わずにすんでとてもありがたい。

 ホームページやブログの闘病記は、大変だ、大変だ、死にそうだ、と書いてあるのを読んでもちっとも元気が出ないから見ないといっていた。
 知人を通して国営放送からあった申し入れも断っている。マスコミにすれば末期でも頑張っているという格好な事例だろう。
 「テレビは出なくていいから、本を書いてよ。そんなに多くの手術をした人なんて日本全国にもそんなにいないよ」
 「そうかな」といって笑っていた。
 「仕事をしているときは走っていたけど、病気になって、それまで見えなかったものが見えてきた。小さな花を見ても、お、結構、がんばってるじゃんて」
 「私たちって最高の病院、お医者さんにかかっているから、ここでだめっていわれたら他へ移れないよね〜」などと二人で笑い合った。
 
 後から気がついたのだけど、互いの病状を報告しあっても重苦しくならないのは、愚痴を言ったり、医療の悪口を言ったりはしないからではないか。かかっている 病院が気に入らなければ転院すればいいし、そこを信頼したら、医師、患者&家族で頑張ってそこで力尽きても後悔しないという決意のようなものが根底に流れている。彼女からは主治医を信頼している気持ちが伝わってくる。診察室に呼ばれたのでお互いに「お大事にね」と別れた。
 
★Kさん
 Kさんとは先週言葉をかわした。時々待合室で会っていたけれど、キャップをかぶり、あるときは髪がカーリーロングヘアなのに、次のときにはショートカット。帽子 とヘアスタイルがすごく似合っている。アレ?もしかしたらかつら???と思っていたので、先週点滴治療で一緒になり、、思い切ってきいてみた。

 そうしたら、付け毛を使って自分で作ったと答えたのでビックリ。インターネット通販では付け毛つき帽子が売られているが、帽子を斜めにかぶった人の髪の長さが左右違っていて、あれではな〜と思っていたのだ。
 作り方をきいて「!!」。これならずれない。蒸れない。風でとばない!!
 インターネットでもぜひ紹介してと許可が下りたので、Kさんのページとして紹介する予定。
 
★Hさん
 私と同じときに手術をして無事3年経過したHさんは2か月に1度の診察。午後1時からというのに午前11時にはきていた。そんなに早くきてどうするのといったら、「12階に行って富士山を見てくる」という。Hさんならばそこで、見知らぬ入院患者さんたちと話をして励ましてあげることだろう。

★Wさん
 Kさんが診察室に呼ばれたので、ハタと隣を見ると「アラ〜」。点滴治療室で2回も隣のベッドにいた人だった。いつも気持ちが悪くなるのに、この間は薬を代えてだいじょうぶだったそうだ。この人も顔色を見ると、どこががん患者?というタイプの人で、笑った顔しか思い浮かばない。 いい薬が出るまでずっと頑張らなくてはと自らを励ましていた。

 ほかにも何人か知り合いになった人がいるが、この日は見かけなかった。たまには愚痴っぽいことをいう人もいるけれど、その愚痴はごもっとも。Tさんは味覚障害でメロンを食べてもピリリ、リンゴはスライスしてチンして食べ、イチゴはお湯につけてからでないと食べられない。個室に入院していても一歩も動けない状態があったわけで、それが現在のように通院できるようになっただけでもありがたいということらしい。会話をかわすようになったら、明るくておしゃべりな人だと分かった。

 人間って、すごいと感じる。自然体であきらめないこと。