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  4月7日(土)   4月6日の「明るい診察室」(詳細)            ☆お祝いメッセージ(こっそり、ひっそり)

 
 yururi      4月6日  呼吸器外科外来−今日も明るい診察室   April 7    

 

ラジオ波治療後の最初の外来
今朝は頻脈の薬を飲むのをコロリと忘れた。せっかくマジメに飲んでいたのに、
1日飲まないだけで数字は99に跳ね上がった。
だから、外来診察室に入るなり言い訳。
(S:主治医のS医師)、(Y:yururi) 太字はマイクに近づいて先生が大きな声で強調したところ。

■頻脈の人は短命?

Y

(血圧と脈拍の記録紙を渡しながら)「今朝飲むのを忘れたら元に戻った」

S

「当たり前ですよ」

Y

「先生、あれは治療する薬じゃなくて、ただ単に抑えてるお薬なんですね」

S

「そうです」

Y

「チェッ、つまんない」 

S

「でも、そういう人だもの。しようがない」 

Y

「99でも全然ドキドキしないのに」 

S

「いやいや、やっぱり年には勝てない。年寄りの病気だよ、こう いうのって」 

Y

「頻脈が?ヘンだな。年をとった人にきくと脈が遅いですよ」
 

S

「違う、違う。ネズミの脈拍ってどれくらいか知ってます?」

Y

「小さいから……30ぐらい?」 

S

「また〜、ネズミって1分間に170とか200ぐらいですよ」 

Y

「私はネズミ並み?」 

S

「ネズミって短命ですよね」

Y

「えっ、短命?困るじゃん」←本人は「困るじゃない」といってるつもりなのだが。

S

「だから、脈が速くなると短命だという統計を出している先生もいるぐらいですよ。
あまりいいことではないです。だってアスリートはあれじゃないですか」 

Y

「高橋選手(マラソンのQちゃん)は50、あれはスポーツ心臓だから」

S

「心臓自体がかなり鍛えられているから。
本当はスポーツ心臓がいいとはいわないけれど、
やはり循環器系には負担はないわけだよね。それで?」 

先生は次に話したい私の雰囲気を察した。見透かされている。

■体温が低い

Y

「で、いい?次の話。体温がずっと低いんですよ。それもしようがない?。
先がないのかもしれない」

S

「冬だからね」 

Y

「先生、口は変わらないね」

S

「なんで(笑)。離れたらもうちょっとよくなると思ったの?」

Y

「そう、先生先生先生(といって、△▽病院の採血データを取り出して説明)、
これ、ラジオ波の手術する1日前なの。
で、72.6ってことは、ナベルビン効いてるからナベルビンやる」

S

「まぁ、ちょっと待って(とサチュレーションを取り出し、指にはさむ)。
しゃべりまくってるから、107、95……
だいたい変わらないですね。RFやってくればちょっとは変わるのかと思ったけれど」 

Y

「何が。人生観に目覚めるってこと?」 

S

「そのはしゃぎようは全然変わってないですね」

Y

「この104、105って何ですか?」←逆様から見ているからわからなかった。

S

「脈、脈」

Y

「高いじゃない。今日帰ったら飲む。点滴やってぶっ倒れたらどうしよう」←結局、忘れた。

S

「全然たいじょうぶ。うーん、ぼくはすすめないな」

Y

「えっ、ナベルビンじゃないほうがいい? だって72.6に下がったんですよ。
下がったから今日はナベちゃんの日だと思ってきたのに」 

 

 

医師と患者の信頼関係(笑) 

先生、カルテに喜んでいると書いている。そんなこと言ってないのに。
   

S

「ぼくは患者さんから受ける印象はすべて書くからね。
だいぶ焼かれたね。だいぶ黒くなってる」 

Y

「先生、11ヵ所だった」

S

「紹介状には9ヵ所って書いてあるのにな」

Y

「9ヵ所なんだけど、あとからまた2ヵ所見つかって〔あら〜とS先生〕、
11ヵ所で、4.8×3は4等分して焼いたんだって」

S

「そうだろうな。串刺しだ〜」 

Y

「そう、だから、ベストワースト10に入るっていわれた。ふざけてだけど」

S

「あーあ、いわれちゃった」
 

△▽病院からの血液データをコピーして持参したのに、おいておくところがないから困るという。

Y

「この(書類)カルテの中に入れればいいのに」

S

「それがどんどんこんなふうに厚くなっていくのよ。パンクしちゃうよ」

Y

「先生、それだけ患者が生きてるってことなんだからいいじゃない。
みんな5年サイクルで回ってほしいとか思ってない?(笑)」

S

「ほんと、ほんと(笑)」

Y

「それ、書いちゃうよ」

S

「それは自分でいったんでしょ。ぼくは心にも思っていないのに、
誘導尋問にウンウン、うなずいただけだからね。テキトーに書かないでね」 ←そのまんま
 

Y

「今回はCEA上がるでしょ。たぶん」 

S

「いや、わかんない。RFやった後、1回あがる人いるよね。
そんなにTS-1いやだ?」

Y

「なんか合わないような気がするの。S先生がすすめるお薬はね、イレッサもだめだったし」 

S

「医師と患者関係に信頼がありませんね」

Y

「ナベルビンでもっと粘れば夏に(タルセバ)出るじゃないですか」

S

医師と患者の関係が成り立たないのでこの治療は難しいと思います
 

Y

「K病院、近いのだから、ちゃんと先生、頑張ってくださいよ〜」 

S

「手を変え、品を変えでやっていったほうがいいと思うけどね」 

Y

「なんかポコッと効くかもしれないじゃない」 

S

「だからさー、ナベルビンにひそかな期待しつつやるのもどうかなと思うけどね。
だって、そんなに効いてないよ。たぶん」

Y

「だって、先生、ホントに下がったんだよ〜。ひそかな願いというより、安いんだもん」

S

「TS-1だってそんなじゃないでしょ」

Y

「きっとジェムと両方で5万以上かかりますね。いいです、いいです。
先生がそっちを心配しなくても」←あれこれ買いたいものがあるので、目下ケチなのだ。

S

「高額医療を請求してください。いま、ちょっと請求しやすくなったでしょ。確かそうです」
 

ここで、やはり6月ころに自宅と仕事場を統合する引越を考えているので、
豊島区に住んでいると思っていたS先生に住居周辺の生活環境などをチョコッときく。
ところが、先生は文京区に持ち家マンションを購入していた。
病院に近いからという理由なので、ずっといてくれるのかなぁ。←ここに注目。
 

Y

「いま持ち家に住んでるってことはまだやめないよね」

S

「いや〜わかんないよ」

Y

「やった〜。主治医が移動で変わってしまったと書いてるブログがあったので、
今日も、S先生、いた〜って喜んだ。いままでの先生は1年しないうちにやめたから、
いまS先生が一番長いの。やっと信頼関係が築けたときにやめられたら困るじゃない。
うちの相棒がね、K病院で実績作ってから移動するから、 まだだいじょうぶだよって。ケケケ」

S

「甘いな、甘いな、甘いなぁ、甘い!」
 

Y

「CEA見てみて。まだ出てない?じゃ、外で待ってていいですか」

S

「待ってるのはかまわないけど、要は今日やっていきたい?それとも……」

Y

「せっかくRFしたのに、またモコモコモコって(腫瘍が)出てきたら、
向こうはまたやろうって手ぐすねひいてるかもしれないから……あれ、結構痛いのよ」
↑△▽病院に感謝しているけれども、痛みの記憶があってまだやりたくない。

S 「そりゃ痛いよ。だから、いってるじゃないの。それはいいんですけど」
 

Y

「だから、いまのうちに先に効がん剤やっておこうと思って。
ナベルビンって肝臓に効かないんですか」

S

「いや〜、でもね。この前の人はえらい効いたなぁ。肝臓じゃなかったけど」

Y

「肝臓に効く薬にして」

S

「だから、TS-1は基本的には消化管で吸収されたものが1回肝臓を通っていくのだから
効くよね。でも、ビノレルビンって動脈を通過するけど、門脈は通過していかないから、
薬が入るかどうかは別問題のような気がする」

Y

「肝臓に効いてないのか。じゃ、どこに効いていたのかな。
縦隔リンパに一生懸命効いていたのかな」 

S

「だったら、それはそれでいいわけだよね。それは重要だから。
誘導尋問をぼくもしなければいけないのだけど。もう一度(CEAが出たら)呼ぶか」

Y

「そうしてください。じゃ、外にいます」
 

S先生はなんとかTS-1をさせようと考えている。私はまたできたら、
ラジオ波でいいやと考えているので、ラジオ波治療で問題となる血小板の数値を下げ、
肝臓の機能を下げる副作用もあるTS-1はあまりやりたくない。

■待合室で「ガピ〜ン」のニュース
次に呼ばれた患者のIさんはご近所なので、久しぶりに会ってずっと話していた。
彼は6月に次回の診察があるが、出てくるなり「S先生、5月までだそうですよ」と教えてくれた。
外来診察が最終になる患者には先に教えているようだ。

■CEA29に大幅ダウン
CEAの結果が出たので、中に呼ばれた。採血のプリントになんとCEA29と書かれていた。
(下記の07/1/5は80.5の誤り)

Y

「29だ!! すごいじゃん。
先生、さっき嘘いったでしょ。5月でやめるんだって?」

S

「あれ、なんで知ってるの」

 
■S先生、5月一杯で長野の病院へ

Y

「Iさん、友達だもん。先生、ホントにやめちゃうの。長野に帰っちゃうのですか。
今度どこの病院に行くんですか。(教えないと先生)
CEA、もっと思い切り下がればいいのにね」

S

「まぁ、最初はこんなものだよ」

Y

「それでまた上がっていくんですか。これ」

S

「可能性はあるね。じゃ、今日やるか、ナベルビン?
 これでちょっとでも上がったらすぐ変えちゃうからね」

Y

「だって先生、いなくなるもん」

S

「まだいるじゃない。何いってるの。
じゃ、あとは次の先生に頼むからテキトーにやっとこう」
 

Y

「先生、5月末に引っ越すんでしょ。だったら、貸して、貸して〜」

S

「やだやだ。買ってくれるの?」←買えるはずないだろッ。
 

Y

「今度は○先生?」

S 

「全然違う先生、教えない。それも。全く知らないと思う」

Y

「他からくるの?どこの先生?

S

「あなたの情報収集能力だと相当調べてくるから教えない」

Y

「先生の残り少ない外来は全部記録しておきますからね。わ〜ん、悲しい〜」

S

「なんで、よかったじゃない。CEAが下がってさ〜」
 

Y

「先生がやめちゃうってきいたから悲しいな〜。
持ち家か〜。先生、文京区にマンションもつなんてすごい金持ち。文・京・区ですよ」

S

「うち共働きだから」

Y

「マンション買ったってことはずっといようと思ってたんじゃない。
お父さんが病気になったんですか?」

S

「ううん違う。いいじゃん、いろいろあるのよ。そうね、みんな病気になるのよ」

Y

「先生がいなくなってガックリして気落ちしてコロリといっちゃったらどうしよう」
 

S

「(先生、レジメンをパソコン画面に出し)ちょっと待ってね。量は40mgで……」

Y

「38mgにして。少しやせたかもしれない」

S

「だめだよ、何いってるのよ。じゃ、また来週きてね」

Y

「1週おきじゃないの?」

S

「だめだね、せっかく効いてるんだから」

Y

「お、先生、コロリンと変わったじゃない。いま、せっかく効いてるんだからって。
すごいね、CEA、ピョンと上がるのかと思った。
肝臓によくないと思っておとなしくしていたのがよかったのかも」 

S

「そうだよ、肝○○の値がよくなってたから、たぶん節制していたのだろうなと思ったけど、
それがよかった。いつも数値が高いもの。
顔が小さくなったよね。
顔が小さくなってかわいらしくなった、確かに。ホントに。
←馴れ合いの会話(笑)
 

Y

「ありがと、ありがと。それはカツラがとれておでこが出たから」

S

「そんなことやってるから(本日の診察予定患者カルテが)こんなにたまっちゃうんだよ。
勘弁してください」 

Y

「先生が替わっちゃうからといって△▽病院に移ると遠いしなぁ」
 

S

「意外とあまりドクターショッピングしないですね。ね。
ここぞと決めたら、ずっとですね。どうしてですか」

Y

「K病院、近いもの」

S

「あー、そうか、近いところが一番いいよね。それは重要だと思います」

Y

「こんないい病院だったんだもの。
先生も長野で△▽病院のようなきれいさを味わってください」

S

「ここより新しい病院できれいです」

Y

「あ、ホント。じゃ、調べればすぐわかる。また、呼吸器ですか。
小さな病院にいくと呼吸器も消化器も乳がんも全部やらないといけないからね」

S

「いや、それなりにちょっと大きい病院です」 

Y

「長野に大きな病院ってあったかな」←後で調べたら、候補の大病院が2つあった!!
 

S

「こんなにたくさんカルテに書いてるのよ。あなた一人に。←私が外に出ていた間に追加した様子。さっきの喜んでいるというのは記録から消したのか。

 

   
 

  薬はどうなんですか。(薬、全部ください:yururi) 意外と気が利くよね」

Y

「ドクターショッピングって……」

S

「要するに、患者さんと医師関係がすごく悪くて、そこの先生を信頼していないので、
もっとよい病院があるのではないかと 転々とする人ね」

Y

「K病院は、一番最高に当たったと思ってる」

S

「よかったです」

Y

「住んでる土地の利です」

S

「土地の利は大きいですよ。医療関係の中では一番大きいので
そういうのは大事にしたほうがいい」

Y

「ありがとうございます!! 
(病室を出るときに)先生、私がいよいよだめだというときには病院にメール入れるからね」

S 「そんなのができるんだったら元気でしょ」
   

■点滴処置室にて
点滴を刺しにきた先生にまた質問。
 

Y

「先生、ラジオ波をやっていって真っ黒になってもだいじょうぶ?
向こうの先生が小さくなってだんだん吸収されていくっていってたけど」

S

「肝臓はタフだからだいじょうぶ」

Y

「ALPがラジオ波治療前は200台まで下がっていたのに、RF後、
他の肝臓の内容を示す値はみんな低くなったにもかかわらず、
どうしてALPだけ高いのですか」

S

「肝臓がこわれちゃったからだよ。よくなれば戻る」

 

 

これまで先生が大事にしてきた手首のところが、△▽病院で点滴確保のため
1週間ふさがっていたので、つぶれてしまっていた。
「ここはK病院で点滴をするから、ご勘弁をといったのだけど、ここしかないといわれて」と言い訳。
 

Y

「次の先生もやってくれるかな。先生、ちゃんと申し送りしておいてね」

S

「あ、串刺しッ」←無事手首の人差し指下辺りに刺した!!

Y

「串刺しのところ、見てましたよ。おもしろかったよ。エコー見ながらやるの。
でも、これ(注射針、点滴針)はこわい」

S

「平和な人だね」

Y

「あ、血が出た。先生上手だから血は出ないと思った」

S

「どうします。ぼくに全幅の信頼を寄せてます」と先生は看護師さんにいう。

Y

「先生、だって3年だよ。3年!!
いなくなったら、また信頼関係を培っていかなければいけないじゃないの」

S

「いいんです。女の心は秋の空」

Y

「録音とカメラは、あの人だけは許すようにと伝えといてね」

 

 

週刊ダイヤモンドの表紙に出ている写真を見せながら

Y

「先生、こんなきれいな病院に行くのね。
先生にもそういういい病院に行かせてあげたいと思っていたけど、願いが叶ったのね」
  

先生は雑誌をめくり、アンケート結果を見ている。

Y

「K病院出てないよ。それ患者満足度だから(出ないんだよねと先生、ポツリ)。
だって、K病院がきれいになったら、こういうアンケートでも1位になるじゃないですか。
そうすると、混むからいやなの。1位S病院ですよ。
あんなガタボロだったのに(お金かけてるものと先生)。
きれいになったら、みんなこういうアンケートに出てくるの。癌研だって大塚はボロだった」

S

「こんなことやってる場合じゃないんだ」と先生、気がついて診察室へ戻る。


「ありがとうございました〜」と後ろ姿にいうと、
「ありがとうございました〜」と看護師さんたちも口を揃え、
「みんなでかわいく言ってみました」といって笑っている。

看護師さんたちにも「S先生は話しやすい」「私は○○の中では一番いい」などと好評だ。
このごろ先生方が移動し新しい人が入ってくるからなかなか覚えられないそうだ。
そういえば乳がんで名前をきいていた先生も京都へ移動したしなぁ。
でも、がん医療に詳しい人が全国へ行くのはいいことかもと、ある人がいっていた。

とはいえ、私が生きている間はいてくれ〜と頼んだこともあったのに、
つれないS先生であった。こういう日を悲喜こもごもというのだろう。

そんなわけで最後まで読んでくださってありがとう。
CEAが下がったといっても、いままで浮き沈みを味わってきたし、肝臓も効がん剤治療をしないと
再発の確率は相当高いので、安心してはいられない。
でも、でも、でも、やっぱりお仲間が我が事のように喜んでくださるのはとってもうれしい。
表だっては出さないので、ここでコッソリ別ページに記録しておこうと思う。 
 
私にとってはお宝ページなのでひっそり、ニッコリ、ルンルン♪とみなさんに感謝している。