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  4月14日(金)   4月13日の「明るい診察室」(詳細)           

 
 yururi   4月13日  呼吸器外科外来−今日も明るい診察室(詳細)   April 14  

 

(S:主治医のS医師)、(Y:yururi) 太字はマイクに近づいて先生が大きな声で強調したところ。

■CEA26.4、1週間で2.6低下!! 
今朝は背中が痛くてあまりやる気がしなかったので、
採血結果がよくないことを期待しつつ診察室へ入った。
先生はパソコンで採血データを呼び出している。

Y

「今日やらなくて帰っていい?白血球下がった?」

S

「いま、ぼくもこれから見るところ。あ、やりましょうよ。いいじゃない」

「お、ありがとうござりまする」といって、よくよく画面を見ると
CEAがまた下がっている!!

Y

「26.4だ。あ、いいの? 月に2回とったら混合診療にならない?
向こう(△▽病院)でも3月に2回とりましたよ。
手術の前と後だからだいじょうぶだよといってましたが」

S

「だめなんだけど・・・%*#&*@§∞だから」←配慮に感謝

Y

「2.6しか下がってない。血液の中だから、そんなにすぐには
ピョンとなくならないのね」

S

「いや〜わからないけど」

Y

「先生、しぶとくナベルビンをやめさせたいと思って
そういうイジワルしたんでしょ」←CEAが上がったら薬変更といわれている。

S

「別に効いてればなんでもいいと思うけれど、
効いてなければ話にならない。まぁ、やりましょう」
 

Y

「先生、先週検査中になっていた腫瘍マーカーの残りの数字は?
いちおうグラフにしてるから教えて」

S

「やばいなぁ、これを教えたら・・・下がってるよ。どうするの。こんなに下がって」

シアリルLexが40.4(上限値38.0)、新CYFRAが0.9(上限値3.5)なので、かなりいい!!
 

Y

「下がっても、TS-1やって血小板数値が悪くなったら、
肝臓にピョンピョンと出てきたときに向こうで手術できないじゃないですか」

S

「やめれば増えるから(笑)、だいじょうぶだよ」

Y

「先生、イジワルだね〜、口悪し」
 

S

「ナベルビンだっていいこともあるし、悪いこともあるんだよ」

Y

「何?悪いことって、悪いこと言ってください」

「だって、あれ強アルカリだから・・・」といいつつ、私のノートに「信濃の国」と書いてあるのを見て、話をコロッと切り替える。↑メーカーの説明を読むと、ビンカアルカロイド系だって。

信濃の国♪

S

「“信濃の国”なんてどうしたの、これ」

Y

「先生は信濃の人だから、ぜひこれを歌えるかときいてくれって、
3人からメールがきましたので」

ここで、次の病院を当て推量したが外れていた。
次の先生と合わなかったら、呼吸器内科に変わってもいいかときいたが←次の先生、ゴメン。
「いっとくけどアリムタの治験は終わっちゃったよ」と、治験をやりたいのを見透かされていた。
 

Y

「26.4ってもうちょっと下がらないかなぁ。でも、燦然と輝くなぁ。
TS-1、略してンでもょうがないナンバーワンというのはだめかなぁ」←TS-1ゴメン。 

S

「違うよ、それは大鵬薬品工業(株)だから、大鵬のT、エスワンというのが本来の薬の名前だから」←【訂正】先生は大鵬製薬といったので、当初大正製薬と間違えて書いていた。 

Y

「先生、まじめにとってる」

S

「ぼく、意外といろいろなことをまじめに教えてあげますよね」

Y

「先生、今回のナベルビンは2-3日目がだるくて、今日も背中が痛いのですが。
副作用がきているみたい」

S

「でも、白血球が3600あるからやりましょう」

Y

「はーい、じゃ、やります」

S

「そんなにうちの外来にくるのがうれしいのですか」

Y

「今日は採血も2度刺され、幸先が悪いといわれたのです」
 

先生は本でTS-1を調べ始め、それをしながら“信濃の国”の話をした。
チラリと出だしを歌ったようにきこえたのに・・・
信濃の国 http://sbc21.co.jp/shinano/ コスモスさん からの紹介文はコチラ

 

S

「(信濃の国)知ってますよね。ちゃんとコーラスもあるんだよ。
あれは変調といって、メロディーも変わるの。
ちなみに、あさいれい(浅井冽)という人が作詞家なんだけど、
その人が長野県下の小学校とか中学校の校歌を結構書いているんですよ。
100年とか130年とか経っているような古い学校が多いけど、
そういう学校の校歌は今の子は歌えないよね。すごく難しい。
小学校のときの校歌も意味がすごく難しかった。歌えるけどね」

Y

「先生、長野で第2の都市っていうとどこ?」

S

「松本だよ」

Y

「松本はいいね。松本城も美術館もあるし」

S

「長野にも信濃美術館があって、併設されている東山魁夷館http://www.npsam.com/
はいいですよ。長野県にまつわるものをたくさん描いてかなり寄贈したので、
すごいコレクションです」
 

S先生は2005年7月〜2007年5月までなので約2年だった。

Y

「先生は2年しか主治医でなかった」

S

「何いってるのよ、前からの流れが長いじゃない」

Y

「5年の間に3人も変わった」

S

ねー、いろいろな人に診てもらえてよかったですねー


■ギンギンギラギラ♪
ここでまたTS-1の話。

S

「血小板下がる人もいますけど、ぼくの印象ではあまり下がらない。
一番気をつけなさいといっているのが腎機能なんです。
腎機能の悪い人には投与してはいけないですよといわれてます」

Y

「腎臓機能悪いです。むくむから」

S

「それはじゃないですか(笑)」 
 

Y

「それから先生、少しやせたから38mgぐらいにして。
デカドロンは4mgにして。前に4mgにしてくれたのに」

S

「あなたはもともと活発な人なんで・・・。
8mg入れるとギラギラする人がいるので、ちょっと減らしてみたんだけど、
でも8mgでいいんじゃないの」

Y

「そうじゃないと眠れなくなっちゃう。これ、減らすと吐き気がしてくる?」

S

「する人もいる。ギラギラする人がいて夜眠れないという人がいるから。
いいのね、減らして。ギンギンギラギラ〜♪」とレジメンを修正し、今日の分量を発注。

Y

「ナベルビンは40mgのまま?」

S

「あなたに減量しててもしかたがない。いくときはいったほうがいい。
70とか80超えたら減量しますよ。減量しなくていい人は減量しません。
ギンギンギラギラ〜♪ ギンギラコ〜♪」

Y

「いいなぁ、先生・・・新しく往く人は希望に燃えてるよね。
見送る人は悲しみにくれ・・・」

S

「そんなに悲しいですか。また新しい出会いがある。
20日はこなくていいから27日にきてください。
だいぶ休んだから元気になってるだろう・・・
だから、たぶん3週まわしでいけるのではないかと思ってるから」」 


5月9日に△▽病院へCTをとりに行くことになっているのでコピーをもらってきてという話になった。
それから先週、頻脈の薬として、テノーミン、ジコシン、ワセランの3種類が処方されて
いたのだが、これまで常に2種類しか飲んでいなかったので、
薬局で説明しワセランは削除してもらった。薬局は後でS先生に電話をして確認してくれた。

このとき、医師は忙しいので、長い間飲んでいる薬は自分で確認しないといけないなぁと思った。
 

S

「いいの?薬は」

Y

「先週もらいましたけど。先生、よぶんなのまで出したんだよ」

S

「あなた、ぼくが飲ませようと思ってる薬を勝手にやめてない?
ワセランもいこうよと言ったじゃない。言ったよ、ホント、ホント」

録音しているから、言っていないということは確認できるのだが、
薬の発注画面を見ながら「全部ください」といったのは私だから、しかたがない。
先生はいった「つもり」。私は先生を全面的に信頼していたから確認を怠った。
きちんと確認って大切なことなのね。
 

Y

「ワセランて脈を抑える薬だもん。同じじゃないですか」

S

「テノーミンはもともとβブロッカーで、ワセランはカルシウムブロッカーといって
全然傾向が違う薬なんだって」
 

Y

「いままで2種類しか飲んでなかったのに、急に3種類になったから、
こんなはずはないと思って」←もともと薬きらい。

S

「そうだよ。だから薬局の人、すげ〜困ってたけど、あの人、うるさいから(笑)←ひと言多い
その通りでいいですよ、とぼくは言ったんだよ。まぁ、いいや」
 

Y

「だって、先生、(脈は)下がってるじゃない」

S

「いや〜、あぶないよね、知らないよ、パッタリいっても・・・。それも幸せか」

Y

「だいじょうぶ、ストレス感じないようにしているから。では、ありがとうございました〜」

S

「じゃ、27日まで薬はあるの?」 

Y

「お薬ですか。だいじょうぶ在庫たくさんあるから」

S

「飲んでないということじゃない」

その声をききつつ(笑)、私はドアの外へ。

■処置室にて

今日は新しいところにしてみようといって、左腕と手首の中心あたりに刺したが撃沈。
それで、安全圏をねらって手首近くにしてまたもやドボン。2回も失敗した。
「もう点滴やりたくない。もう効がん剤やめたい」とショボンと落ち込む。(-_-)
「どうしたんですか、いつもと違う」と看護師さんも笑って心配する始末。
先生、右へ移動して右腕と手首の中間あたりで成功した。痛い。もうこんな人生、やだやだ。
「今日は右の日だったんだ」などというから、
「採血と合計で5回も刺された。ついてない」と内心はブチ切れつつぼやくと
「13日の金曜日。悪いこともあればいいこともあるって」と慰められた。

考えてみたら、今日の場所はこれまでで最初の位置だったので、
「先生、ここを成功したのは初めてですよ。上手だね」とフォローした。(~o~)
「同じように記録しておいても、いい先生ですねと患者さんからメールがきますよ。
患者の気持ちをよくわかってくれているからでしょうねぇ」←カメレオンyururi

治療が終わったら、看護師さんが「いい先生がいなくなるの、残念ですね」と声をかけてくれた。
まだみんなには正式には通知がなく、私たちの会話から知ったようだ。
先生も処置室にくるようになり、いつも落ちがよい点滴を確保してくれるので、
技術も人柄も「いい先生、上手」と評価が高い。

でも、主治医が点滴処置をすること自体、珍しくなっている。
今日も処置室にくるなり、S先生から「どうする、どうする、もうやってもらえないよ」といわれた。
点滴が大変→だから、飲み薬のTS-1がおすすめとなる(笑)。
効く薬は引き延ばして使いたいし、TS-1を使っても月2回ジェムザールを入れることになる。
K病院でやっている組み合わせなので、体験談がないんだよなぁ・・・。

点滴針を外すときに、看護師さんが声をかけてくれてうれしかった。
「採血と点滴が1回ですむようだったら、痛い思いを何度もしなくていいのに」

看護師さんがやさしいし、治療の合間も細かく気を遣ってくれるので本当に頼りになる。
血管が細いにもかかわらず血管痛が出ないのが何よりうれしい。
短時間ですむし、副作用も軽いからナベルビン好き。