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  がん患者は常に再発・転移の心配を抱え、再発したらそれなりに様々な問題があります。まず直面するのが医療費のこと、勤めている人は会社との対応や仕事のこと、生活のことなど。ここでは、病気以外の問題点について皆様からメールいただいた内容をまとめていきます。また、がんになっても3年以上経過しふつうに生活している方の話も伺います。(2006年1月) 
   
目 次

     
    会社への提言
    若い世代の病気
    どう乗り越えるか
  焦らない 
    会社の考え方
    患者と遺族
     
     
     
     
     
     
     
 
 しげじじさん (2006.1.21)  大細胞肺がん       しげじじのお家  じじのブログ

 北海道在住のしげじじさんは、じじといっても、1957年生まれ。サザエさんちと同じ家族構成で7人家族です。しげじじさんは、マスオさんでなく、波平さん。すなわち、子供はまだ小学生で、な、なんと孫もいるのだ!!(←衝撃の真実)。この楽しい家族がしげじじさんの免疫力を高めているのかもしれません。問題点というよりサバイバー街道をひた走るしげじじさん からの応援歌と思ってください。
 「がんになっても普通に?生活している人が一人でも多くいることを知ってもらうことは、がん患者には励みですよね!」 (しげじじさん)


 
 【サバイバーしげじじさん、自らを語る】 
 

 mori sanさんの、「沢山のサバイバーを見習う」の一言にお尻を押されて…
 あ!わたしもサバイバーなんだ。抗がん剤もしないで切って取って完治(自分で勝手に思っている・笑)という、サバイバーでも誰かの励みになるのかな?   
 と、こんな私の情報は、全然なかったよね(汗)
 がんって、本当に人それぞれ。私のは大細胞癌でした。

 ●早期発見のために、健康診断を定期的に受けましょう
 2001年春に会社の健康診断で、右肺の鎖骨に隠れるように影が見つかり、精密検査へ!
 この時、自覚症状は全く無し。食欲も、体重も変化無し。精密検査の結果は、しばらく様子を見ましょうだったのですが……。
 
 病院嫌いの私には、自覚症状もないのに何で病院に行かなきゃならないんだ!ってんで…
 2002年春、健康診断でまたも影。前回と同じ大きさの影。もちろん自覚症状は全然無し。当然、病院なんかまじめに通うわけがない!
 2002年の暮れから、突然の止まらない咳に悩まされる。激しい咳のために気管が切れたのか、血痰が出始める。今思えば、これが自覚症状だったんですね!

 2003年の健康診断で、そっこー病院送りに(汗)
 しっかりと、育てた私のがん細胞は「5.5センチ×7センチ」までに。手術は背中から脇腹へ約30センチ。肋骨を2本外さないと、出せなかったぐらい(汗)

 結果は「右肺上葉大細胞癌・リンパ2つ目からがん細胞」。
 リンパは5個とったみたいで、1つ目は異常なし、2つ目からがん細胞が出ました。その先のリンパに飛んでる可能性はありま
すが、定期検診で見てゆきましょうと言われました。でも、抗がん剤の話は全くありませんでした。
 1年半後に肝臓に腫瘍発見。ただし、マーカーの変化無し。PETには反応無し。
 CT・エコー・レントゲンには毎回、何か写るのですが、このまま様子見ですかね? 
 2ヵ月ごとに定期検査です!

 2003年3月に手術したとき57キロ。体重は維持してくださいね!って言われたけれど、動くと苦しいとか言い訳ばかりで運動不足になり、現在66キロ。体重が減ると心配だったが、増え過ぎもちょっと問題かも(笑)。 

 もうじき術後3年目を迎えますが、天気の荒れる前は、必ず傷が痛みます。(天気予報には役立っています・笑) 
 スーパーの冷凍食品のコーナーには、なるべく近づかない。 
 除雪や激しい運動はすぐに息切れが始まるので、休み休み。
 しかし、なんでもペースを落とせば何でも出来る。
 術後1年目に、いつもの2倍の時間がかかったが登山にも挑戦!
 休み休み、自分のペースでやれば何でも出来るよ!! 
 焦らない、焦らない。何でも自分のペースが大事!!

 ●仕事は無理をしないで
 仕事の関係で病気の事を隠さないと大変な人もいますが、私の場合、全部話して、仕事も無理しませんから、と、はっきり言って仕事しています。すごく恵まれていると思います(感謝)。
 会社で禁煙を始めた人が周りで6人ぐらい出たぐらいです。影響力、大きいかも(笑)。

 ●夢は大きく――心に希望を持って暮らせるように
 今、住んでいるところは札幌市内でも山の方ですが、最終的に山の中にこもって生活するのって、私たち家族の夢なんです。ニセコか富良野でがん患者や家族がゆったり出来て、免疫力を上げてもらえるような所。従業員は登校拒否、引きこもりで社会に不安を持っている人。困った人たちが手をつないで、心に希望を持って暮らせるようになる場所をつくりたいと……。
 
 東京に住んだこともありますが、仕事を辞めて最終的には北海道へ。事業にチャレンジして借金をつくったり、がんになって治療費にびっくりしたり、人生いろいろ。 
 そんなわけで、夢は先かも知れませんが、夢を持っていればいつか叶うと、家内と一緒に頑張っています。

 
【おまけ】
 ●プリンセスしげじじ!?

 「すだじい」の木はあっても、「しげじじ」の木はつくれないのですが、花ならできるかもしれません(笑)。
 1990年ころ、「蘭」を育てていました。自分で交配して新しい花を咲かせると、イギリスの皇室に好きな名前を登録できると聞いて……でも、難しい(涙)。当時は100鉢ぐらいはあったかな? 素人が簡単につくれるモノじゃ無さそうと思い、あきらめました。老後の楽しみにまた蘭を育ててみようかな。
 いずれ「プリンセスしげじじ」なんて蘭が世をにぎわすかも(爆笑)。

 ●私のキャラクターがインディアンの理由(わけ)

 アメリカインディアンの壁画に出てくるような太陽とか動物とか好きですね!
 自然を大事にするインディアンとかアイヌとか好きですね。

 以前本で読んだのですが、インディアンは3代後の子孫のことを考えて行動するそうです。原子力発電所とか、今の人類には便利かも知れないが残った放射性廃棄物を子孫への贈り物にはしたくない。

 便利な社会にするためか山を崩し、川を埋め立て、自然を破壊して人間が住む所や道路を造っているが、私の子・孫には雄大な大自然で泥だらけになって遊んで、綺麗な川・海でおもいっきり水遊びをさせてあげたい。

 そんな気持で生活しているのですが、便利だと思うと車に乗っちゃうし(汗)、実行は、なかなか難しいですね!