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先日テレビで見た抗がん剤の適応検査の内容をまとめました。
正式名称は、『抗がん剤感受性試験』でした。
正確を期すために、録画したものをできるだけそのまま起こしました。
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4/19(水)イブニング・ファイブ TBS
『抗がん剤を“オーダーメイド”』 |
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全く効かない抗がん剤を投与され、副作用に苦しむケースもある。
患者に一番あった、抗がん剤を見つけ出すことはできないのか。
【事例紹介】
3年前に胃がんの手術をした50代後半の男性
昨年腹膜への転移が見つかったが、抗がん剤治療で転移層は消失した。
■抗がん剤は、全ての患者に平等に効くわけではない。
最新の抗がん剤を用いても、胃がんの場合多くても40〜50%の患者にしか効果がない
=約半数の患者には効かない
↓
その人に合わない抗がん剤を使うことは、
・効果が無い
・副作用に苦しむ
・時間と治療費のムダになる
【抗がん剤感受性試験の紹介】
その一方で、抗がん剤の開発が進み、複数の抗がん剤の中から選択することが
可能となってきた。
治療にあたって、その人に一番合った抗がん剤を投与すれば、
上記の問題点を解決できるのではないか。
こうして始まった方法が、『抗がん剤感受性試験』である。
一人一人に一番合った抗がん剤を投与する…これが“21世紀の医療”と言われる、
オーダーメイド医療の典型。
【オーダーメイド医療の実際】
■抗がん剤感受性試験の行われ方…(例・胃がんの場合)
胃がんの摘出手術(手術は、現在胃がんで最も効果のある治療法)
↓
切り取られた胃の一部は、ただちに研究室に運ばれ、培養にかけられるがん細胞を、
6種類の抗がん剤と一緒に培養して、がん細胞が消滅するかどうかを見る。
48時間かけて、その人に効く抗がん剤はどれかを判定。
胃がんの場合、抗がん剤感受性試験は、かなり進行したステージVとWの患者を
対象にしている。
■これまでの研究では、感受性のない抗がん剤=効果の無い抗がん剤の投与は、
治療しない場合と同じという結論が出されている。
しかし、抗がん剤感受性試験の有効性については、データそのものが極めて少ないのが現実。
【医療側の見解】
■慶應義塾大学医学部 久保田教授のお話
「はっきりと抗がん剤感受性試験が、“標準治療”より有効だとするものは少ない。
奏効率はよくても、生存率は同じという報告もある。
となると、大規模な臨床試験で、抗がん剤感受性試験そのものを検証する必要がある。」
抗がん剤感受性試験は、国の高度先進医療として認可され、
全国の11の病院で実施されているが、現時点では保険が利かない。
すでにアメリカでは、保険が利く検査として、広く臨床で使われている。
日本でもこの検査の有効性を証明するため、大規模な臨床試験が始まっており、
近い将来健康保険も使えるようになると期待されている。
前述の胃がんの男性は、3年前に胃がんの手術をした時に、抗がん剤感受性試験を
行って、適当と思われる抗がん剤を投与したので、
現在がんは完全にコントロールされている。
この男性の病院(慶応大学病院 包括先進医療センター)では、
'99年7月の高度先進医療承認以来、
約300人の患者が抗がん剤感受性試験を受けている。
■先ほどの教授の話
「抗がん剤感受性試験では、意外な薬が効くことがわかる場合がある。
効果が確認された抗がん剤の使用で、生存予後を見るとステージVB・W等の
進行がんにも延命効果がある」
なるべく、その患者さんに合った抗がん剤を投与しようとしているが、個別の患者さんに
どれが効くかということは、実際投与してみなければわからないのが現状。
事前にそれが知ることができないか、というのがオーダーメイド医療。
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現在全国11の病院で受けることができる。 |
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岩手医大 |
大阪医大 |
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大阪市大 |
阪大 |
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慶応大 |
札幌社保総合 |
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滋賀医大 |
聖マリアンナ医大 |
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名大 |
福井大 |
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和歌山県立医大 |
(50音順) |
ただ、病院によって検査できるがんの種類が違うのと、
今の時点では保険の適用が無い。
また、データも少なく完全な方法であるとは言えない。
しかし、初めから効かないとわかっている抗がん剤を使わなくて良い、ということは
大きなメリット。
現在細胞レベルの試験から、遺伝子レベルの試験まで行けば、
より確実な検査法になるかもしれないので、大変期待が持たれている。
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以上。
培養って、どうやるのかよくわかりませんが、映像では、試験管内の
色の濃淡(薄ピンク〜濃いピンク)で判定しているとのことでした。
同じがんでも、状況も進行度も違いますが、それをご縁にお知り合いになれた
方々と、がん以外の話題で楽しくお話できるこちらのサイトはとても貴重だと思います。
時には、相談しあったり、弱音をこぼしたりしながらも思考ががんだけにとらわれずにいるみなさんを拝見して元気をもらっています。
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