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デカドロンですが、妻の時の事をお話します。脳転移に対してγナイフ後から脳浮腫抑制目的に度々服用していました。
量的には、8mg/1日位が多かったですが、この量は先生に言わせるとまあまあの量だという事。まあまあというのは、本来人間が1日に副腎で作り出す量に近いと。
ステロイドは免疫抑制作用もあり、長期に使用するとカンジタ、粘膜障害などさまざまな副作用の影響が出る恐れがあり、できれば服用する期間、量は少なくしたいものです。ただ症状に対して効果が望めるため、よく使われ、長い期間服用される患者さんもいらっしゃいます。
患者さんが気をつけなければならないのは処方された量を決められた時間にきちんと飲むことです。これはステロイドにより副腎が本来の機能を休んでいて急に飲むのを止めたりするとショック症状などを起こす危険があるからです。量は徐々に減らしていきます。
胃腸に潰瘍ができることもあるのでガスターなど胃腸薬が出ている場合も同様ですが、妻の場合は嚥下がしにくく飲むのを嫌いました。でも、胃腸は丈夫な人で特に障害はありませんでした。
さて食欲増ですが、これはステロイド副作用の著明に現れるものの1つです。妻も病気になる前から大変食欲旺盛な人でしたが、ステロイド服用中は食欲が増していました。まあ食べられなくなるよりはいいので体重を増やしすぎないようにしたいですね。
それとムーンフェイスといって、顔が月のように丸く浮腫みます。手足など体も個人差はあるものの、やはり浮腫んできますが、これは服用を止めれば治まります。
不眠については妻は病気後、頭痛(転移性脳腫瘍は朝方痛みが増すのが特徴)などが常にあり、長い時間眠ることがあまりできませんでした。
不眠の原因は一概に言えないと思いますが、苦しい場合は睡眠導入剤の処方もされると思います。
便については妻の場合は、便秘気味になりました。ホルモン剤も入っていたので生理は不順になり、やがてなくなりました。
口の苦味ですが、これが私たちを苦しめました。ステロイドの副作用としてあまり認知されていないらしく、薬の注意書き副作用欄にもあまり載っていません。先生に聞いても実際に自分が飲んだことがないので首をかしげる方も多いです。飲む量、期間が増えるにつれ、苦味もまして食事の楽しさが半減、口になにも入っていない時は常に苦味がある状態でした。
デカドロンは肺内科からの処方でしたが、脳外科の先生に訴えたところリンデロンに変更してみようと薬を変えてもらってからは苦味は和らぎました。成分、作用は近い物だそうです。睡眠導入剤のアモバンも苦味を増していたようで、これも他の薬に変えてもらいました。
薬剤師の方も、患者さんともよくお話されるので、気になる副作用があれば相談してみるといいでしょう。
口の苦味がある時は、うがいや歯磨き、飴などなめて紛らわしていました。
病気を抱え、生きていくうえでどうにもならない感情が沸いて人に当たってしまうのは当然なことですね。
妻はデカドロンを服用中イライラ感や焦りが強くなった気がします。これは本人の問題だけでなく薬のせいもあるので、ご家族は理解してあげて下さい。リンデロンはその傾向はやや少なかった気がします。1番多いときは、12mg/1日でした。
血圧、脈等は特にステロイドの影響は見られませんでした。
ステロイドなどは特に薬害的なイメージもありますが、対症療法としてQOLを望むなかでは効果があるので、症状を我慢し苦しむよりは、服用され、快適に過ごされることがいい生活につながると思います。
痛みや苦しみを我慢するのは意味がありません。
漢方の考えは体全体のバランスを整え、体調を良好にし病気を治していくという考えのようですから効果が現れるまでには時間がかかるのかもしれませんね。私も妻にどうかと知人を通じて評判の先生に処方してもらいましたが、臭いと味に敏感で飲むことができませんでした。薬を必死に、時には涙を流しながら頑張って飲んでいる姿をみると、とても無理強いはできません。
ステロイドなどどうしても後味が悪いものは、口直しにフルーツやアイスなどを1口2口用意するなどして苦労しながら飲みました。
ステロイドについての経験はこんな感じです。
CEAは上がったり下がったり一喜一憂ですが、妻の場合は桁が違いました...。それでも主治医は上がった時は誤差の範囲、一つの参考数値だからと、下がった時は単純に喜べばいいのかもしれません。
【追加】 副作用を強く感じるということは、残量濃度が上がっているわけで、水分を多く取り代謝して汗をかきオシッコで外に出しましょう。(素人考え)
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