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 <15>miyaさん、小学生でインチキをする
 miyaさんは企業のイベントがあるとWebで登録をしたり、イベント終了後、アクセス状況を分析するような仕事もすることがある。先日もレポートを作成していたら、仕事の発注を受けた代理店から電話があった。
 「○○ちゃ〜ん、今回の、カタログページのアクセス状況はどう?」
 「そのページは平均2000アクセス/日ぐらいですね」
 「気持ち、前回より少ないね〜。ちなみに、媒体の広告出稿は○日、○日、○日ですから」
 「ログに記録されているとおりですよ」
 「いや、別にとりあえずお知らせまでということですよ」
 「ということは?」
 「特になんでもないけど、でもいちおう覚えておいてね。クライアントが無駄な出稿というとうるさいから、ね!ね!」
 それで、miyaさんは仲間とも相談し、広告出稿の日から数日間はアクセスの数字に私情をはさみ、たぶん相手が喜ぶであろう内容にした(←実際は、しょうがないねぇ〜などとボヤキつつ)。

 miyaさんの記憶によると、こういう“インチキ”は小学生のときにもやったという。
 「夏休みの宿題は、いっぱい割り算とか掛け算のくだらない計算をやらされたよね。どうしてそうなるかと考えるのでなく、5÷4などといった羅列があるのに答えを書いていくだけ。実用算数の訓練なんて最初のいくつかだけやって、後は四則演算を覚えていれば同じなんだよ。

 宿題の1〜2ページをやってハタと思い当たったのは、そういえば去年の宿題は間に合わなくて後ろは白紙が出したなぁということ。でも、何にも言われなくて、よくできましたスタンプが押してあったし……そうだ、後ろは見ていないな。ということは、数字が書き込んであればやりましたということになる。それで3ページ以降は数字を1〜10までランダムに書き込んで、算数練習帳完全書込みにしておいたんだ。そうしたら「頑張りましたねスタンプ」がペンと押されて戻ってきたよ。

 翌年はもっとひどくなって、宿題をやったという結果を机の上に並べたら、先生が前から見て歩くだけ。こっちも嘘ばかり並べておいたけどね。宿題をやる効果を考えたら結果をきちんと検証すべきだし、形だけの宿題ならばやめた方がいい。小学生のときは実用算数の訓練なんかしなくて、ほかにすることはいくらでもあるんだから。書いてあればよい、色が塗ってあればよいなどというのは時間の無駄遣いですよ。
 
 団塊の世代が粗末な教育だったとはそういうこと。だったら、やらなければいいじゃんと思うことがいっぱいあった。

(2005年12月14日)